見開き2週間バーチカル手帳を探して〜2週間を1区切りと考える手帳術〜

(2023/11/20大幅加筆)

多くの人が1日や1週間1ヶ月を一区切りと考えていると思います。

しかし、皆それぞれ違った仕事、違った人生を送っていると思うと、区切り方一つとっても差があって然るべきかと思う。

ここ20年来の2週間を1区切りする私の時間術を紹介します。

PDCAを回す、1ヶ月じゃ遅い、1週間で回せるほど人間できてない。

PDCAを意識して過ごそうと思うと、1週目をプランに当てて、2週目実行、3週目チェックして、4週目に方向転換、1つを試すのに1ヶ月かかってしまう。

まあそんなものじゃないでしょうか。

そのサイクルをどこまで詰められるか、が肝要だと思うんですが、月曜日に思いついて水曜日に試して金曜日に検証できるほど、私は有能な人間ではないのです。つまり、PDCAを1週間では回せない。

そこで、

振り返り&コーチングを2週間に一回隔週で月2回行うようにしたんです。

つまり2週間タームでPDCAを回す。

そうすると週の前半でプランニング、後半で実行、2週目前半で検証して、後半で方向転換。

そのログを見ながら、振り返りが挟まって3週目でまたプランニングに入ることができる。

1ヶ月にPDCAが2周回せることで劇的に事業がスピードアップしたのでした。それに気をよくしてから、1週間や1ヶ月だけが管理の単位じゃない、と思うようになりました。

月の満ち欠けは満ちる14日、欠ける14日のこれまた2週間サイクル

太陽のことは正直よくわかりません。あそこに確実に存在しているのに直視できないからです。

しかし、月は見ることできる、だから昔から月や星を見ながら自然のサイクルを人々は把握してきたわけです。

その14日を2回、のサイクルはきっと人間の体に染み込んでいるのだ、とよく思うのです。

月の満ち欠けと2週間は、結局ずれちゃうんですけどね。でもロマンチックだから、好きです。

2週間を見渡す手帳術が存在しない

2週間PDCAをマスターするためには、2週間を意識するツールが必要です。そこで手帳を探すことになります。

しかし、その時間術、手帳術を提唱している人がいないので、そんなツールがないのです。1週間を意識した手帳がほとんど。

そして現在のデジタルと紙の手帳術に置いて、Googleカレンダーとの親和性は重要なポイント。カレンダーの向きが横だったり、縦だったりしたらよくわからなくなるわけです。そもそも、Googleカレンダーで週間ビューのまま2週間表示できない、ということが私的には問題なのだが、そういうツールはないのである。

探している理想は「2週間見開きバーチカル」

今週の予定は皆、だいたい覚えてるんです。

でも、来週になってページめくって「あ、やばい。これって今週か」って思うんですよ。

ページをめくるまでわからないのです。だから今週と来週が同時に表示されてると便利なのです。(もちろん3周目の分はわからないんですけどね。)

自作してみたり、するんだけど製本してないと扱いにくく。

このまま手に入らなければ、制作、製本してみたいとは思っている。

2週間以上見渡せる「超整理手帳」

週刊アスキーで知った野口悠紀雄先生が提唱する超整理手帳、2週間を見渡せることで先の予定が突然現れるのを防いでくれる。まだ蛇腹式なのでもっと開けば最大8週間、約2ヶ月を見渡せる。発売当初から2006年まで利用していた。

しかし、その蛇腹式ゆえに特殊すぎ、とっつきにくく、また何だかんだと開きにくくて、8週間見ることがほとんどない、という悲しい結果に。そして2006年Googleカレンダーが登場し、買わなくなってしまった。

今年久しぶりに購入してみた。

これはこれで、紙にこだわっていたり、(当時のバージョンでは)平日の方が日数が多いから赤い背景、土日が逆に黒にすることで、ページが明るくなる、っていう工夫はナイスセンスだと今でも思うのです。

NOLTY ブロック2週間

これでまあいいかな、と思うんですが、ちょっと自分の狙いとは合ってない。

タスクをスケジュールより下に書きたいのです。時間を過ごすことより、タスクリストが上に来るのが、ちょっと気持ち的にしっくりこないんですよね。ということで次点。

【ユナイテッドビーズ】A4 2週間バーチカル 見開き <2017年10月-2018年10月>

多分、求めてるのはこれなんです。

しかし、そんなユナイテッドビーズは2018年に倒産、廃業してしまったのです。

現在は、そのメンバーを引き継いでラダイトというメーカーを立ち上げているんですが、手帳は作ってないのです。

手帳は販売の旬が短く、在庫リスクがあるので小規模では手が出しづらいのはよくわかります。受注生産の割高でいいので復刻して欲しいです。

ファンクションノートっていう日付を手書きで書き入れるタイプにも、2週間ないのです。365日手書きで書いてもいいので、売って欲しいなーと思います。

D-BROS クリエイターズダイアリー

ジャバラ式で縦横手帳と言われるバーチカルとガントチャートのハイブリッド。

コンセプトもデザインも洒落てます。ただ個人的にはジャバラでバラバラになりやすいのと、枠が小さすぎて

きつい、というところ。

クオバディス バイプランニング

縦びらきで、見開き2週間のバーチカル、をクリアしているが小さすぎて。

私の手では文字が書けない。可愛いデザインなのだけれど。大きいの売ってるのかな?

#2週間手帳

diaクリエイトさんが小ロットで作っている #2週間手帳、届いたのでこちらも紹介します。

あまり書くことがない、でも月間シートじゃ足りないという人に向けた手帳。

予定が詰まっていて翌週まで俯瞰したい私のようなニーズとはちょっと違うコンセプトだそうです。

しかし、珍しい2週間手帳を作ってくれているのは嬉しい。

シンプルで、2週間見開きでドンピシャなのだけれど、判が小さいのです。

#2週間手帳は、ジャストB6サイズ

Edit=こちらは1週間だけど、B6変形

Noltyが一番大きく、A5サイズ

ここは好みが分かれるところですね。

YouTubeでも購入した手帳を紹介しています。

前編

後編

近日公開

編集後記

久しぶりに手帳を探す旅へ。

a new thing a day

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