人為的ミスは仕組みでカバーする

先日ロケハンの最中に、ロケハン箇所を撮影するために仕事用のSDに入れ替えた。

「SDカードのケースが小さいから危ないんだよな。気をつけよう。」とその時に思って。いつも以上にしっかりバッグにしまった。つもりだったのだが。

最近ものすごく焦ったベストワンである

しかし自宅に戻ってSDを元に戻そうとしたら鞄の中から見つからない。あの時、気をつけようと思ったからそこで落としたは考えられない。しかし私のリュックサックは下にもチャックがついてるのでそこがうっすら開いてて落ちた、という可能性もゼロではない。

急いでロケハン会場へ問い合わせしたりなどすぐに打てる手立てをうった。これからすぐに取りに戻ることも含め予定を調整したりした。

それからもう一度チェックしようと鞄を丁寧に分解した。そうしたら三脚の巾着の奥に張り付いていた。よかったと思った。

しかし、ここでよかった、と思って終わりにしてはいけない。

トラブルが重なってより大きなトラブルを引き起こす

セキュアな映像や写真は入ってない。そもそもそういう仕事を引き受けない。

なので、そのSDが誰かに拾われても特段問題はない。しかし、まだ未編集の元データが取り込めずにSDに入ったままなのだ。つまり紛失した場合、再撮影の必要が出てきてしまう。

撮影してからデータをその日に取り込むルーティンをもちろん組んでいる。

しかしたまたま撮影後に、自分の外付けSSDがいっぱいでデータが取り込めなかった。

また、SSDがいっぱいというのはもう限界を迎えているのでMacBookProを注文して届くのを待っていた。そのため抜本的な作業を先送りにして保留していた。

オンラインストレージに逃がそうとしていたのだが、その時にたまたまGoogle Driveの容量制限に引っかかるトラブルに巻き込まれていた。なのでオンラインにも逃せない。この二つのトラブルが重なって、危険な状態になっていた。

さらに間違えて上書きや消去しないようにあえてSDを外出先で差し替えた。あまりカメラのカードを出先で差し替えるのは良くない。紛失のリスクが増す。しかし、この日はデータが残っているのがわかっていたから、あえて差し替えた。

そこで紛失したかと焦った。

人為的なミスは仕組みを見直す

突発的なトラブルは起きる。天災の対策は難しいが、自分+αの人員で引き起こす人災のトラブルは対策が立てられる。これまでの対策では二重三重のトラブルに見舞われた時には、カバーしきれないとわかった。

すぐに対策を見直し改善する。

まず届いたMacBookProをすぐにセッティングした。これで256GBのMac BookAirから1TBのMacBook Proに切り替えた。

外付けSSDが1TBではにっちもさっちもいかないので、5TBの外付けHDDを購入。

SDカードの入れ物が小さい、ということをこれまで三回くらい気になったことがあった、そこで大きなケースに切り替えた。

以上のことをその日のうちに実施。

もちろんお金はかかったが大阪で再撮影を組み直したら物理的なコストだけでも何十万もかかってしまう。さらにもう一度お願いするような関係値のコスト、自分の心理的コストは莫大だ。ミスが起きた時に、覚えてるうちに自分の行動を見直して修正していきましょう。

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