あれもこれもそれも、は非効率なのか

2023年6月5日(月)

トライアスロンの練習で自分に負荷をかけている。泳いで、自転車漕いで、走って・・・。肩が痛い、腕の付け根が痛い、腰が痛い、背中が痛い、腹筋も痛い、もちろん、太ももとふくらはぎも痛い、全身筋肉痛である。

あれもやりたいこれもやりたい

あれもやりたい、これもやりたい、それもやりたい、やりたいことが多すぎる。その対処は焦らないように「反応的になる」ことを抑制することである。タスクシートを用意し、思いついた時はメモをするだけ。反応的に行動してしまないようにする。

あれもこれも、は非効率なのか?

短期的には非効率である。集中して目の前のことに取り組んだ方がいい。また有限な時間を一つのことに集中できれば積み上げられるものも大きい。しかしである、飽きてしまう、途中で行き詰まってしまう、そういうことも多分にある。一直線にキャリアは作られない、遠回りなようで結果近道であった経験は誰しもあると思う。あれもこれもやってしまうことで、全身筋肉痛だったとしても、カメラをグッと引いてロングで見れば、1つの物語になっており、効率的な挑戦になっているということも大いにありうる。あれこれやりたいのであればやっていこう。そしてそのために体力や時間や場所を作り出していきましょう。

あれもこれも、には他にも効能がある

あれも、これも、この言葉が示すように、一つのことではない、ランもスイムも自転車もある、ということはそれぞれに使う筋肉が違う(だから冒頭の全身が筋肉痛ということなのだが)。これは、1つだけを使い切って動けなくなってる間に、他のトレーニングができる、ということもある。つまり全然違うことをあれもこれも、取り組むことは、実際には回復を待つ間、植物が育つのを待つ間に、別のプロジェクトに取り組む、自然的であり理にかなった、効率的な取り組みなのではないかと思う。

トライアスロンの語源

ちなみに、トライアスロンって、トライ=3つ、そんな3つのアスリートを兼ねよう、っていうあれ・これ・それな、欲張りスポーツなのです。

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