40代のスポーツマンではない普通のおじさんが(おばさんでもいいと思うが)
トライアスロンで人生が変わるかどうか。
宮崎シーガイアトライアスロン2023でオリンピックディスタンスを無事完走し、
次に、新潟村上トライアスロン2023をあと1ヶ月後に控えて思う。
トライアスロンで、間違いなく人生が変わると思う
スイム、バイク、ランをやり切る体力と精神力、完走の達成感。
フルマラソンを完走したことのある人、ない人の2種類が人がいるように、
トライアスロンを完走したことのある人、ない人の2種類が存在する。
そして後者はかなりの少数である。ロング、アイアンマンなら尚更。
私もアイアンマンを完走したい、と日々鍛えているのだが、
その「日々鍛える」と言う時間管理の改善が
トライアスロンをやって人生が変わる、と言われる最大の所以と思う。
トライアスロンは日常全体で取り組むスポーツ
トライアスロンに挑戦するまで、
理解できていなかったが、
試合当日よりも、準備のスポーツなのである。
道具を揃えたりレッスンを受けたり、
遠征したりと、何かと準備に手間がかかるスポーツである。
よって、かなり早い時期から準備に取り掛かり必要がある。
週3ラン、週2スイム、週1バイクの練習を組めるか
1ヶ月前くらいの練習のメニューを組んでいて、
1日30分くらいの短いトレーニングなのだけれど、
それでも、7日間の中でラン3日、スイム2日、バイク1日を確保するのはものすごく大変である。
そして「しっかり練習できた」と自信を持てることが試合当日のメンタルにも直結する。
逆もまた然りで、練習不足で不安だ、となる。
練習の時間を確保するだけでも大変なのに、
今日やろうかな、やめようかな、とか気持ちが折れる日もある。
雨で危険だからバイクは中止、もある。
なかなか、練習できないものなのだ。
日々の過ごし方をゼロから見直すきっかけ
それらを考えるには、
仕事との向き合い方、家族との過ごし方、
日々の過ごし方、お酒や食習慣に至るまで、
1日、1週間の時間の使い方を大きく改める必要がある。
忙しい人に好まれるスポーツでもあるらしい。
それもわかる気がする。
結果として時間が増える
2泊3日で試合に遠征してしまう時間を捻出し、
日々トレーニングし、
道具をメンテナンスし、
トライアスロンのために、
家族や仕事の人たちの理解を経て
挑戦する、という行動、時間は、
トライアスロンをやる前には
どこにもなかった時間である。
やればなんとかなるもので、
その時間が結果として
どこかから生まれたのである。
おそらくお酒を飲んでいたり、
チョコレートを食べていたり、
なんとなくネットサーフィンしてしまっていた
時間が、トライアスロンに置き換わったのである。