何もできなくとも、力強くそこにあれ、のススメ。

今日の応援メッセージは、すごく実用的だと個人的には思う。

そして超簡単なメソッド(?)である。

メソッドにもなっていないかもしれない。

何の話かというと、

たとえば新卒、新社会人など、まだ実績がゼロ、もちろん自信も無い。

毎日、無力感にさいなまれている。

そんな人達への応援である。

何もできない自分をまずイメージしてほしい

その仕事をはじめたばかり、入社、入学したばかり、

異動してきたばかり、

いろんな理由で今、自分はルーキーである。

技術的に、経験的に今できることはほとんどない。

しかしそれで当たり前である。

新しく配属された部署の会議に参加させられて座っているところをイメージしてほしい。

何の話が行われているかもさっぱりわからない。

話題の用語も登場人物もわからない。

それどころか、

今しゃべっている人が誰かもわからない。

そんな場面である。

はじめての現場で、何もできない自分

ズバリ、そんな時にできることはほとんどない。

せわしなくメモをとったって、キョロキョロしたって、

こっそりパソコンでキーワードを検索しまくったとしても微々たることである。

現場でジタバタしても遅いのである。

予習できるような事なら、

先に済ませているのである。

予習不可能、予習する方法すらわからなかったから

今、意味不明の現場にいるのである。

でもそれでいいのである。

今、自分にできることは、その場にいる、留まりつづける、存在しつづける、ということだけ

何にも言わなくていいし、何にもしなくていいのである。

自分の丹田に力をいれて、

体に力をたくわえながら、座ってればいいのである。

間違っても、居眠りしたり、暇そうにしたりあくびしたりしてはいけない。

話を聞きながら、

その場を五感で味わいながら

「なんか意味不明のことみんな話してるけど、元気そうでいいな〜」

と思って座ってればいいのである。

不思議なもので相互作用で、会議が活発になるのである。

元気そうで、若い人(相対的でかまわない。60代、70代から見たらみんなルーキーである。)が、

そこに力強く座っているだけで、

みんな元気がでるのである。

「なんか元気のある若者が来たな〜」

とみんな思ってるのである。

それだけで、いろんなパワーがみんなから沸き起こるのである。

そこに力強いルーキーがいるだけで、場に力が満ちてくる訳である。