動画制作のコツは撮影が9割

動画制作の仕事も手伝わせてもらって長いです。

本格的なスタジオ撮影、大規模ロケから、

私一人で行って、なんなら出演も私のYouTubeまでいろんなものを作っています。

私はお客さんを巻き込んで、

自分で作らせる、のが好きです。

というか、それが一番面白いです。

自分で出る、自分で録る、自分で編集する、それが一番楽しいでしょう。

でも現実的な時間や技術の問題で、どこかアウトソースしてもいいと思います。

自分達でつくる動画制作において、アニメーションを除いた実写映像制作で、

一番大切なことを1つあげるとしたら撮影です。

あとからは撮影できない

ものすごい当たり前な事ですが、

その瞬間が後から必要になっても、

もう一度撮影することは絶対に出来ません。

たとえ、スタジオや屋内での簡単なものであったとしても

その当日の空気をもう一度再現することは不可能な訳です。

出演者、場所、環境、空気感、偶然、いろんなものは再現不可能です。

なので、動画をつくるために最も必要なものは撮影です。

企画を考える、何を撮影するか考える「プリプロダクション」から始まり、

撮影の本番である「プロダクション」

その後、編集や音響などの「ポストプロダクション」と続きます。

その名前からもわかるように「プロダクション」が中心なのです。

つまり、撮影です。

初心者の撮影のコツ 長め・多めに撮る

細かい映像は使いにくいのです。

ショート動画用に、1秒の一瞬の映像が必要だとしても

最低5秒、できれば10秒撮影しましょう。

どこで面白いことが起こるかわからないし、必要な秒数をどこから切り取るか、

撮影時にはわからないからです。

もう一つは多めに撮影するです。

現場の時間は刻一刻と過ぎていきます。

場所代、キャスト代、いろんな費用がかかって焦ります。

それでも、必要なカットは絶対に撮影しましょう。

後から撮ることはできないからです。

そして「あ〜、こんなカットがあればな〜」と編集で嘆いてもあとの祭りです。

たとえ、現場にちょっとストレスな空気が流れたとしても、

必要なカット+アルファを必ず、撮影しましょう。

その場の空気を読まず、

面の皮厚く

カメラを回すのも、大事な仕事です。

手ぶれに気をつける、あんまりカメラは動かさない

もちろん、いろんなテクニック、演出あります。

でも難しいじゃないですか。

そんなにいろいろできないですよ。

とりたい映像をど真ん中において、最低限しか動かさず、また上下の手ぶれをやめる。

これだけです。

まずはこれだけやればいいのかなと。

カメラを上下に動かすと途端に、船酔いをおこすような気持ち悪い映像になります。

動かすなら左右です。

それもゆっくり、じわーっとしか動かせません。

それならばもう1カットの最中はカメラ固定でいいんだと思います。

下手に動かして気持ち悪くなるなら、

動かさない方が潔いです。

撮った人が自分で編集する

結局は、現場でどういう意図があって、

その映像を撮影したか、当日の撮影の流れを把握してないと

カットの順番から何から

編集マンは全然わかりません。

読み解くのに、撮影と同じだけ時間がかかってしまいます。

それはかなり非効率です。

なので、撮影した本人が編集する、編集に立ち会うがマストです。

自分でとって自分で編集する、がベストなのは言うまでもありません。

そうすると、わかりやすい映像が制作できます。

もちろん、編集に演出を入れて、見栄えのする映像にしたい、

とかいろいろ出てきますが、基本は撮った映像を並び替えて

伝わるものが出来るか、ということが基本なのです。

素材の良さを味わう映像をまずはつくりましょう。

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