独立した人の取り残されるような不安への処方箋

たとえ人気のアーティストやクリエイター達でも、

独立して自分で仕事をしている人達は皆すべからく、

「このままで大丈夫なんだろうか?」

と思ったことがある。

大きな会社や組織の中で、

荒波にもみくちゃにされている同世代の頑張りを横目で見ながら

「自分はその過酷さから逃げているのでは?」

「このまま取り残されるのではないか?」

という不安であり恐怖である。

いくつかの処方箋

その不安を解決するいくつかの処方箋になる考え方を紹介します。

1つ目は、あなたはすでに結構がむしゃらに働いているかもしれない、ということである。

たとえば典型的な不安として、

フリーランスは怠けているか?ものすごく仕事をしているか?

という問いがある。

ブラック企業で働いていたサラリーマン時代は、がむしゃらに昼夜を忘れて集中して働いていた。

その頃はハイだった。金曜日の深夜に仕事を終えて、そこから朝まで飲んで土日は泥のように眠った。

キツかったけど、楽しくもあった。青春と思った。そんな経験を持っている人も多い。

今は、それとはほど遠い。だから不安になる。

あの頃を懐かしいと思うこともある。

でも、その時代の仕事は、

実はたいしたこと無かった、という説である。

独立してからの方が皆さん多分、仕事をしています。

独立すると時間と行動のすべての裁量を自分が持てるようになる。

その結果、あまりに効率的になりすぎて

24時間365日仕事をすることも出来る。

頭は常に、仕事のことを結局は考えている。

土日に仕事のことを忘れるサラリーマンは多い。

しかし、独立した人は一時も仕事を忘れる事は無い。

仕事と経営と人生がイコールだからである。

いつも、人生と一緒だから、仕事と一緒である。

とんでもなく、仕事好きである可能性が高い。

しかし全力を出せてない気がする。

何でもいいから全力を尽くしていきたい。

だけど、なかなか全力が出せないのである。

その理由は自分のバックアップがいないからである。

社員なら倒れても替わりがいるけど(それもどうなんだ?)

自分の人生には替わりがいない。

自分が倒れたら、もう食べていけないからである。

だから私達の全力は80%で全力である。

または全力を出して倒れて、でもその間、休んでも大丈夫。

全力→倒れるを交互にくり返して年間80%に押さえる。

どちらも同じだが、つまり8割で全力全開である。

だから、あなたは、もう全力を出してるかもしれない。

十分がんばっている。だから大丈夫です。

倒れるまで働くのは、たんなる自己満足です。倒れないで働き続けるのが、全力である、と思いましょう。

小手先の仕事をなくし、新しい挑戦をしよう

倒れるまで働けないなら、何に全力を出すか?

難しさへの挑戦、自分にとってやりがいのある難しいことに挑戦するのである。

難しいとはどういうことか?

それは未開の領域、つまり新しい挑戦をしてみようよ、である。

そうすると、自然と小手先の仕事が減るのである。

手癖で出来る、小手先の仕事を手放して新しい挑戦をしていれば全力を出さざるをえない。

困難に立ち向かう時に、誰しも成長する訳である。

困難を自分で呼び込まないといけない。

それは、新しい創作、新しい環境、新しい考え方に挑戦していくことで、呼び込むことができる。

自分は意外にプライドが高い、と気づこう

独立するような人は、

とりあえず人から指図されるとか、嫌なのである。

つまり、結構プライドが高い人が多い。

プライドが高いとは

「私ってこういう人だから」という軸を強く握りしめて執着している人である。

その執着は全部ただの思い込み・妄想である。

障害となるプライド・自分らしさを手放そう。

そのためにも、いつでも初心者に戻れる、未知の領域への挑戦が大切なのである。

新しいことへの挑戦で、新しい友達をつくろう

自立と孤立は違う。

あなたが考えてる事は、孤軍奮闘、孤立かもしれない。

それは自立ではない。

また自立という言葉も多くの人が勘違いしているけれど、

自分だけの力で立つことではない。

頼れる人のコミュニティを、自分でつくりだす力をもっていることを自立というのである。

相互依存、相互扶助で生きていくのが人間である。

新しいことへの挑戦は、新しい友達との出会いのきっかけも生んでくれる。

勇気を出して飛び込んでいきましょう。

お互いに挑戦していきましょう。いつもあなたのことを応援しています!