ノンデザイナーのためのAdobeXDのすすめ(Fireworksの思い出)

2000年代からWEB制作の仕事をしているWEBディレクターにとっての愛用ツールはもはやソフトも会社もないけれど、MacromediaのFireworksではないでしょうか。

私もFireworksのヘビーユーザーであり、バナーやHPをたくさんつくりました。

Fireworksはデザインが出来るパワポだった

全然関係ないけれど、パワポっていう言い方ってすごいダサいよなと思ってました。パワポって何よ?と。

しかし一周してそのダサさがいいよなと最近は思います。気取ってなくてパワポ、間が抜けていてかわいいです。

まあそれはおいといて、パワポで資料をつくるのに何時間もかける人生の無駄使いについては置いておいて、

パワポって特に説明書がなくても好きなところに好きなものを配置出来て、デザインが作れるというのは優れていると思うのです。

だからみんなパワポの資料作りにのめり込んだんじゃないかと思うのです。

でもパワポでつくるとダサい資料になるわけです。時間もかかって。

それはそろえたり、はかったり、とかがパワポには無いからです。

そういうデザイン的な機能を加えつつ、基本的にはパワポと同じようなことしかできないのがFireworksだったのです。

Fireworksがパワポに勝っていた点は、矩形にあわせた切り抜き(今はパワポでもできるけど)乗算の塗り、文字の縁取りやカラー調整などが多様、そしてピクセルでサイズ調整が容易だったのです。(パワポは目で見てサイズをだいたいそろえる、しかできないので。)

というところで、バナーやチラシなら十分つくれたのです。

複雑なPhotoshopを使いこなせないWEBディレクターの強い味方だったのです。起動も早いし。

AdobeXDは返って来たFireworks

canvaもすごいし、AdobeExpressもすごい、こういうテンプレート系のデザインツール全盛でもありますが、

そこまで必要なくて画像をちょっと好みのサイズに調整したいだけ、というときにPSDの起動はめんどくさいのである。

Keynoteやパワポでもやるんだけど、最終的な書き出しサイズとかの指定がめんどくさい。(そういう用途でつくられてないので。)

そんな時、AdobeXDである。

色ぬって、文字配置して、好みのサイズに書き出す、において最高のツールである。

画面もシンプル、余計なものがないのもいい。

ノンデザイナーでも悩まず操作できるのである。

効率化のためにXDすら本当は使いたくないのだけれど

YouTubeをなるべくAdobeを使わないで更新するということを日々自主的に挑戦している。

ロゴの配置や文字入れ含め、FinalCutProだけで済ませたいのである。

しかし1年やってきてやはり限度がある。

久しぶりに諦めてXDを利用したところ

文字サイズ、配置場所を好みの場所にバッチリおける。(FinalCutproだと目視合わせになってしまう。私が使い方わからないだけかも。)

透明PNGでピクセルでしっかり指定して書き出して重ねるだけである。

クリエイティブはやはりワークフローにより大きく作業効率とクオリティが変わる。

もう一つXDを利用しはじめた理由はイラストの新連載である。

毎日イラストを書いて来て、それに短編の詩をつけてのオリジナル作品の連載を開始しました。

ブルーベア(blue.bear1980)散歩を続けるブルーベアの物語。

インスタグラムでも更新しています。https://www.instagram.com/blue.bear1980/

このグラフィックとテキストの画像を作るのに、XDは最適なのである。

好みのサイズに切り取って文字ものせて書き出してというのが簡単にできるからである。

皆さんもXD、是非いちど活用してみていただければと思います。

Fireworksユーザーは懐かしさをおぼえるとおもいます。

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