奥渋谷、富ヶ谷、代々木公園の楽しみ方

週末ともなれば観光地となる代々木公園界隈。

奥渋(奥渋谷)なんていう呼び方も浸透し、渋谷側から来る人もいれば、

原宿から代々木公園を抜けて訪れるルートもある。

もちろん、代々木公園界隈の散策には、小田急線代々木八幡駅、千代田線代々木公園駅を利用するのが便利だ。

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それ以降、実際観光客が増えていると思う。

もともと海外からの観光客は多いエリアである。

なぜなら代々木パークがあり、明治神宮もあるわけで観光地だ。

原宿、渋谷という観光地からも隣の駅である。

そんな状況に加えて、再開発されてないエリアが残るのが代々木公園界隈の面白さなのだろう。

細い路地が残っている、小さく古い建物が残っている

つまり都心と言えども家賃を押さえて小さなお店が挑戦できる。

(それでもものすごく家賃は高いけど。)

その古い建物を味として利用したお店が多い。

代々木公園の3大ブランドグループ

これらを把握すれば今日からあなたも代々木公園通である。

日本を代表するチョコレートブランドのテオブロマの本店が富ヶ谷にそびえ立っている。

テオブロマ本店、カカオストア、プリン448と同じエリアに3店舗もあったのだ。

現在は、もともと橘寿司だった跡地に、

カカオストアとプリン448が合体して入っている。たまにお客さんへの手土産で買ったりする。

続いて、

大人気のケーキやホルンを筆頭に、多くの人がいったことがあるであろうおしゃれな洋食やミメ、ミレチ、ヨヨナム、ピヴォイン、ピポンペンなど、多数、ヤマモトタロヲさんグループである。

代々木公園に訪れた人なら絶対どれかに行っているはず。

そのくらいの人気店達である。この近くに住んでいても「え!同じ人達がやってんの?」と衝撃を受ける。

最後は、

もんじゃさとう、クリスチアノ、ナタデクリスチアノ、マルデクリスチアノなどを展開する佐藤さんグループである。

ナタデクリスチアノのエッグタルトはきっとたべたことがあるはず。

この3グループを押さえておけば、とりあえず代々木公園通である。

奥渋谷から富ヶ谷という商圏の中で、しっかりと展開していて

すごい勉強になるなーと日々思っている。

面白いお店がでると「今回はどのグループかな?」と思ってしまう。

富ヶ谷ヒュッテもたくさん人がくる

そんな中、富ヶ谷ヒュッテで私も日本茶スタンドをやってる訳だけれど、

3大グループや、他の個性的なお店がたくさんあるエリアだから、

いろんなお店を求めて、6割女性グループ、3割カップル・親子、1割男性という形で散策している人が多数。

「なんかお店かわいい」といった感じでそんな人が、ふらっと訪れてくれる。

そういうプラットフォーム乗っからせてもらってあたらしいお客さんをゲットしている戦略なのである。

コーヒー激戦区を楽しむ

奥渋谷、富ヶ谷、代々木公園にもう一つ大きな特徴、

それはコーヒースタンド激戦区である。

超人気のキャメルバックに始まり、

オスロのフグレンコーヒー、スプリームトーキョー、ビースティーコーヒーに、リトルナップ。

複数店舗展開している場合もあるし、これ以外にも小さな新進気鋭のコーヒースタンドがたくさんある。

と言うことで、コーヒーを楽しみに来ている人がおおい。

一方で、コーヒーを飲みたくない人もいるのである。

で代々木公園で何飲むのよ?

と思う訳で、昨年、アイスティー専門のスタンドができた。

そして、今年まさか自分で日本茶専門のスタンドをはじめるとは思ってなかったけれど、

「あ、ランチェスター戦略っぽくていいね」と、

エリア日本茶ナンバーワンブランドとして、茶旅を展開している。

※だって、ほかに日本茶スタンド無いから。

結果、たまたまはじめただけだけど。

最近、どこへ旅行にいっても高いし混んでるじゃないですか。

代々木公園周りも旅行者がたくさん。

そこで逆転の発想にして、もう休みの日は観光するんじゃなくて

観光客をお客さんにビジネス楽しんじゃおう、ということで始めた。

日本茶も、戦略的にえらんだ訳ではなく、

好きだから始めただけで、すごくピースが収まったのである。

なかなか好きじゃないと続かない、ということもある。

しかし好きだけでも続かない。

なるべく投資額を小さく、

労力も小さく、

無理の無い範囲で好きな事で、

それでいてスピーディに実験ができて、

代々木公園というホットな街を、

思いっきり楽しんでいるのである。

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