2023年8月23日、処暑(しょしょ)である。
処には、止まるという意味があるので、暑さが止まり秋に変わっていく時期である。
湿気と乾燥が入れ替わる
朝晩は幾分涼しく、日照時間も減り始めている。ここ数日で朝5時はだいぶ暗くなってきた。
日中は、雨上がりなどかなり蒸し暑い。これまでの長い暑さもあって、一番、暑さが重苦しい時期にも感じる。
一方で、湿気と乾燥が入れ替わる時期でもある。
肌や喉の奥、肺の中は、すでに乾燥し始めているのを感じる人もいる。
エアコンの風によりそれが加速し、喉の風邪などを引いている人も多い。
日中はこんなに蒸し暑いのに、乾燥のケアが早くも必要なのである。
運動で汗をかき、サウナ・辛いものは控える
汗をかくと言っても、辛いもので発汗したり、
サウナで汗をかくと、体の奥の方の大切な液まで放出してしまう。
適度な運動で汗をかき、潤いのある食材をとり食養生するのが肝要である。
旬の食材を食べて乾燥に備える食養生
基本的には昔から食べられている旬のものを食べるのが食養生に最適である。
疲れたダメージ回復に、カツオ、青魚。ミョウガやシソ、それからアスパラガスなどの毒出しの食材を取りましょう。
そして肺に潤いを与える梨や百合根、蓮根、長芋など粘りを感じる白い食材をとるのが良いとされています。