しつこくたたみかける、性根たくましく生きよう

ちょっと文句言われたらすぐ引っ込めてしまう。その気持ちはよくわかる。

しかし多少なんか言われても、しつこくやり続けるくらいの胆力を持つといい。というよりも、持っている人は少数派である。なので有効な選択肢だと思う。

しつこくたたみかける

受注業のクリエイターをやってると、いろんなオファーが来ることが名誉である。

それが続くと、なんとなく来た球打つ、がかっこいいような気がしてハングリーさが鈍る。

自分から「こんな仕事がしたい」というパッション、飢餓感を持ってプロジェクトを組成していくわけである。しかし、お金も人も足りないし、時流にも乗ってなかったりする。

そういう時、多くの人は「まあここで潮時かな」とすぐ諦めてしまう。

30歳までの私はまさにそうだった。

しかし「もう少し続けてみて失うものは何か?」という問いにぶつかる。

その当時は金銭的、肉体的に莫大なコストを強いられてはいなくて、心理的コストだけだった。

「失敗しても、ちょっと嫌われるだけならもうちょっとプッシュしてみたら?」ということである。

いつも諦めていたポイントから、結果三歩くらい踏み込んでしつこくたたみかけてみたら、とんでもない大成功となったのである。あの時、諦めなくて本当に良かったと思う。

それからというもの、私はいかに自分が淡白かと反省し、とりあえず一旦は「しつこくたたみかけてみよう」と思うのである。

自分も含めてほとんどの人が自分が傷つくのが嫌だから、しつこくできないのだ。淡白で引き際が綺麗な印象でありたいと思うのである。

しかし、もうちょっとで成功するかもしれないところに来ている可能性もあるのである。

その後、ちょっと無様な撤退具合になったとしても、まだ行けるかも、というところからもう三歩ほど挑戦してみたい。

まあ〜〜〜、それで大負けして今に至るんだけど。

しかしまだ諦めてない。借金返しながらまた挑戦するのである。

二毛作、三毛作、もうなんでもいい!

自分もマインドセットを入れ替えて、なんでもやろうと思ってるのだけど、まだまだだな、と思った機会があった。

先日、レンタカーを借りたんだけれども、内情はもちろんわかりませんが、私が場所から感じた理解は、

・おそらくオーナーの趣味であろうバイクの修理と

・仲間が夜な夜な集まるバーラウンジ(?)をやりながら、

・iPhoneの修理店のフランチャイズと、

・レンタカーのフランチャイズを全部やってる店だった。

もしかしたら他にもやってるのかもしれない。どのみち、店番でお客さんまってるなら、手作業して待ちつつ、場所もあるからと、いろんな可能性を貪欲に試してやれ!ということなのかと思った。

さらにレンタカーを止める駐車場もコインパーキングを利用しているのである。

持たざる経営でもあり、場所の有効活用でもあり、もはやなんでもありだなと思って、そのたくましさに頭が下がったのである。

もちろん全部私の勝手な解釈で全然違うのかもしれないけど、そう想像した結果、

「私なんてまだまだだなと。」と気を引き締めた。

お客さんが買ってくれるならもっといろんなもの提供しないとダメだ、と思った。

人生は一度きりだから物怖じしてちゃもったいない

一貫性のない人物と評されるのは不名誉だけれど、

だからといって、他に思いついたやりたいことに蓋をするのかという問題がある。

じゃあ、節操なくあれこれ始めたとして、その時は多少は粘りたい。

ここでダメかな、っていうところから三歩はしつこくたたみかけてみたい。

つまりどちらにせよ、カッコつけてないで、性根たくましくいこうぜ、ということである。

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