続けるコツはモチベーションではない

昨日はいかにやる気、エネルギー、モチベーション、生命エネルギーをみなぎらせるか、について書きました。

パワーがみなぎっていれば何でも続けられそうですが、そんなことはありません。飽きちゃってすぐやめてしまうことも。また心理的、身体的コストが大きいと、コスパ、タイパが気になってやめたくなり、やめてしまいます。

誰でもそういうものでしょう。つまり、体力もやる気もモチベーションもたいして、何かを続ける力にはならないのです。

じゃあ何なのでしょう?

続けるコツ 意思0割、体力1割、仕組9割です。

意志は弱い。それは自分でもよくわかってると思います。

私も、ものすごく意思の力弱いです。すぐ諦めちゃうし、意思に任せたら「もうこの辺でやめにしましょう」とすぐ言います。なので意思の力では無理なのです。

意思は本当に邪魔ばかりします。

なので、意思の邪魔が入らない方法をむしろ考案することが、

習慣のための仕組み作りだと言えます。

朝、いきなり始める

ずっと手をつけられてない重たいタスクが残っているとする。緊急ではないが重要な事柄である。よくある光景だが、重たい、放置してあったからこそ、ますます始められない。

誰でもそういう経験があるが、例えばそういうものはファーストタスク、という手法が役立つ。

朝起きて、顔洗って歯を磨いて、せいぜいコーヒーを入れるくらいで、その後いきなりそのタスクを始めるのである。

受信トレイを開いたり、携帯を触ったりしてはいけない。ネットニュースを見るとか、テレビをつけるとかも絶対ダメである。いきなり、そのタスクに取り掛かるのである。

1分でもいい。

しかし、この1分が大きい。今まで0だったのに、着手できたのだ。

この手法で毎日、朝一番に取り掛かる。それが5分できるようになり15分できるようになり30分できるようになり、いつかはこのタスクが終わるのである。

これでも、意思が入る隙間をなくす手法である。

昔、何かテレビで見た東大に合格した人の勉強法?みたいなもので、勉強をやりたくない時に勉強を始めるコツはありますか?というような質問を受けて「まず始めることです。始めると始まる」という禅問答のようなことを言っていた映像を見て、でもこれは真理だと思います。

始まれば始まるのです。やりたくない気持ちは無くなっていく。

何なら慣性の法則が働くので、続けたくなるのである。

組み上げたルーティンを隙間なく連続して一気にやる

やるかやらないか、やりたいかやりたくないか、そう言ったことを無視するための手法である。

意思が挟まると「うーん、今日は結構忙しいから、パワーを温存した方がいいから朝のルーティンからこれはやめよう、いや、ここまで続けたらやっぱりやったほうが、いや疲れるし、やめよう、いややろう」

という葛藤が起こる。これがストレスであり、習慣がとまるきっかけである。そもそもどうせやるのだから、この葛藤の時間がただただ無駄になる。この葛藤を1時間した挙句、タスクは30分で終わる、ということもよくある。

そしてこのルーティンはせいぜい1時間が集中力の限界である。その中に、できそうなものはとにかく突っ込むのである。そして、それをトイレ以外は一息つく暇もなく一気に終わらせるのである。

意思が入り込む隙間を作ったら絶対に「今日はもう無理だ、今日こそ無理だからもうここでやめよう」と言い出すからである。

意思が働く隙を作らずに終わらせる、それが最大のコツ

隙間があると、意思が動き出すのである。なのでなるべく隙間をなくすことである。その工夫はいろんな方法がある。

午前の主なルーティンを私は3つ持っている。 

①朝5時から モーニングノート→日記→経理→手帳→メルマガ ここまで 平均1.5時間 

②8時から (代々木公園)ロケ→(ドトール)ブログ→(家)動画編集→アップ 平均1.5時間

③10時から (家)各種プロジェクトの進捗チェック、メール・チャット返信などコミュニケーション 平均1.5時間

これでほぼ1日の仕事は終わりで午後は基本的には働かないようにしている。

動画とブログが毎日、もちろん一番きついのだけれど、

そこを移動を挟むことで、意思の隙間を無くしている。子どもを見送ったら、すぐ自転車に跨る。そうするともう代々木公園なのでとりあえず、撮影する、終わればドトールによってコーヒーを飲む、そうするともうブログを書けそうな気分になる。

ブログが書き終われたば家に移動する。机に着くとデータを取り込んですぐ編集を開始する。

これが全部家だったら途中で飽きてやめてしまうのである。

移動でリズムを作っている。

午後も仕事をした方が効率的なのではないか

打ち合わせは午後に入れます。(ほとんどないけれど)

15−17時の2時間、19−20時の1時間

というスポットを一応用意している。お客さんの仕事の動画編集、脚本書き、企画書作成などが朝のスロットで終わらない場合はこのスロットで仕事をするようにしている。

なぜ午後あけているのか、というと

朝から6時間で基本的に、集中力がなくなる。そして集中できないからますます長時間座ることになって、腰痛になる。

その結果、何日かの集中力にさらに影響を与えるという悪循環が起きるからである。

午後はもう座るの禁止、というルールにすることで、後がないから午前中の作業スピードがさらに増すのである。

体力の限界を気にして制限するルールなのである。

毎日続ける

毎日はきついから週3回にしよう、とかはちょっと無理なのである。なぜかというとよくわからなくなって「あれ?今日何曜日だ?やるんだっけやらないんだっけ?」みたいな思考の隙を与える。そうすると、意思が表れる。「今日はもう遅くなっちゃったし、やめたら?早く出かけようよ」と意思が言い出すのである。

毎日であれば、考える暇がないのである。意思は入り込めない。

なので、毎日または平日毎日が続けるコツだと思う。休みの日はルーティンの外だという考え方はあると思う。なので平日だけ続ける、が実は楽に続けるための重要な要素なのだ。

編集後記

昨日の記事を書いてる時から、次はパワーは関係ない、って話書こう、って思ってました。

a new thing a day

甘いけど美味しい。

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