文句をいう人と別れよう

文句を言われることは誰でもあるでしょう。

ましてやよかれと思って何かしてあげたら文句を言われることも多い。

その度に何か自分のいたらないところがあったのだろう、と反省する人もいるかもしれない。

もちろん文句を誘発するようなお節介焼きな人(私のような)の問題もあるが・・・。

反応的な人

身の回りにも、インターネットにも、文句を言う人がいる。

彼らは誰にでも文句を言うのである。

そうやって生きているのである。

何か出来事が発生した時に

どう捉えて、解釈し、行動するか。それは当人に委ねられている。そしてそれは習慣化され自動化されている。

反応的な人は、無意識のうちに人を不快にして遠ざける行動をしてしまうのである。

嫌われたい、嫌われている方が安心する

そういった人は無価値感にさいなまれている人が多い。

自分の自信のなさから、

「私を好きになるような人はいない」

「嫌われてしかるべきである」

と思っているのである。

それが反応的な行動にでてしまう。

または、万が一好かれたとしてもそのあと「嫌われてしまう」恐怖に絶えられない、

それであればはじめから嫌われていたいと思うのである。

しかし、それは本心ではないし、

それでいて自信のなさからくる承認欲求の強さは人一倍だったりする。

なので、一生懸命アピールし発信する。

そして近づいてきた人に文句をいって拒絶するのである。

そういった人と別れよう

だから彼、彼女らに何をしても、何を言っても無駄である。

さっと関係を遮断しよう。

しかし、どうしても別れられない人だとしたら?

親や子、配偶者、兄弟だったらどうだろう。

その時も、まずは物理的、時間的距離をとるのがいいだろう。

一緒に暮らすのはやめる。遠く離れて暮らす。

会う頻度を年に1回にする、10年に1回にする、いろいろ出来そうである。

とにかく、あなたのせいではない。

彼・彼女たちのせいなので気にする事無いのである。

さっさと逃げよう。

自分が文句を言う人だと気づいたらどうしよう

なかなか、気づかない。

自分が無意識のうちに口をひらけば否定的なことしか言ってないことに気がつかない。

「私はそういうキャラなので」くらいに開きなおっている。

過剰な自己防衛でまわりを傷つけている事に気がついていない。それもまた暴力行為である。

だから文句を言う人から卒業した方がいい。

文句を言う人を卒業するには

文句をいう人は、弱って傷ついている。その結果文句を言う人になってるのである。

その弱った傷ついた自分を癒やさなければならない。

でもなかなか癒やせない。

なぜなら他人を拒絶してしまうからである。

その痛みを伝えて癒やしを手伝ってもらうことを拒否しているからである。

でも、それもまたよくわかる。

他者との関係の中でおそらく、過去に痛みを覚えたからである。

なので他者の助けは最初は頼れない。

そうなれば、自分で自分を癒やすしかないのである。

どうして「私はこんなに攻撃的になってしまうんだろう」と自問しながら、

自分の傷を「そんなに大変なことがあってかわいそうだったね」と認めて話をきいてあげる必要がある。

時間がたっても痛みは風化しない、思い出すと今、起きた事のように、ハラハラと涙を流すこともあるでしょう。

それだけ、ずっと心の生傷が残ったままなのである。

自分の話を聞いてあげる時間が必要なのである。

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