ちょっと過ぎてしまったけれど雨水の最中である。
二十四節気も七十二候もどちらも期間を表すので夏至冬至以外は、ピンポイントではないのである。
とちょっと言い訳をしつつ。
2月19日〜3月4日頃、啓蟄までの期間を指す。
気温の乱高下による体調不良
陰と陽が入り交じる、冬と春がいったりきたり、それがものすごいスピードで混ざりあうのが、この春にはいる時期である。
体調不良になってもしょうがない。
これは内側からくる不調である。
体の中の悪い部分が露出してくるわけである。
体と頭が目覚めていない、交換神経優位にはなっていない。
冬の間の自律神経・副交感神経優位の状態から、いきつ戻りつなのである。
三寒四温って?
雨水のころは、3日寒くて4日暖かい、そんなことを行き来する時期なのである。
そんないったり戻ったり、それも20度になったり3度になったりを味わったら
おかしくなって当然なのである。
この時期は、自律神経の方を優先するのが良い。
つまりおなかをいたわる。暖めてあげて、食べ過ぎず、つめたいものもとらない。
そしてリラックスしてのんびりする、ということを心がけるのである。
積極的で活動的なアプローチ、つまり春側に照準を合わせると、花粉症が悪化したり、下痢をしたり熱をだしたりとしてしまう。
まだ冬だよ、と言い聞かせる方が安全である。
ゆっくり春になればよい。
この時期においしい食材
ミネラル豊富な牡蠣を食べたり、白菜、菜の花やブロッコリーなど、アブラナ科の野菜もおすすめです。
春の風味の野菜をとりつつ、気持ちは落ち着かせて、
小食を保ち、胃腸にやさしくしてすごしましょう。