頭の中に、声が響いてますよね?
母国語でしゃべる、
そしてしゃべり続けている、その人だれでしょうか?
頭の中に響く、思考の声、これが自分?
常にしゃべり続けている、
これは嫌だ、これは好き、あれがやりたい、これはやめよう、
そろそろ出かけよう、いやめんどくさい、
雨だしな〜
など延々と隙あればしゃべっている彼・彼女は誰なのか。
自分の一部であることは間違いありません。
しかし
頭に響く声が自分自身ではない
脳が考える思考そのもの、なのです。
思考くん、と言えばいいでしょうか。
だから思考くんが、私達のすべて、ではないのです。
感情くんもまた別にいるし、体くんもいるし、
自分を見ても、いろんな人があつまっているのです。
ただ、とにかく脳出身の、思考くんはよくしゃべる、殊にしゃべりすぎである。
体くんや、感情くんは無口だから、
時に大暴れするけれど、それまで黙っているのである。
だから思考くんの声ばかり、聞いていてはいけないのである。
思考くんの話を聞いているのは誰?
頭に響いてる声が、自分自身ではない、思考くんである、としたときに、
思考くんを認識してその話を聞いているのはだれでしょうか?
思考くんの話を聞いている俯瞰した存在、それが自己です。
思考くんがしゃべっているように行動する必要はないわけです。
あくまで、私という自己の一部だから。
思考くんは、基本ネガティブである。
そういう存在だからである。
ネガティブに言いまくって、私を守ろうとしてくれてるのである。
なので、思考くんを恨んではいけない。
思考くんがあれこれ言うのを、受け流しつつ、
どう行動するかは、人生の流れに身を任せるしかないのである。
思考くんを黙らせたい
しかし、本当に思考くんはうるさいのである。
皆さんも経験あると思いますが、
何かを恐れたり、不安にしている時はとにかく、しゃべりつづけてうるさくてたまらないのである。
でも、黙らせる方法がいくつかある。
1つは瞑想であり、座禅である。
だが、ハードルが高くて、目をつぶってる間思考くんがしゃべりつづけてしまうので
むしろ修行が足りないと逆効果である。
そこで、私のおすすめな方法は、ノートをつかった瞑想である。
こころに浮かぶ、そこはかとないことを、
書留め続ける。
特にそれをあとから読み返したり、何かをまとめたりする必要は無い。
ただ、おもうままに書き続けるのである。
その時、頭の中の声と、自分が書いている文字が一致する。
そうすると思考くんはいなくなる。
思考くんと自己が統一され、思考くんも落ち着くのである。