電子ペーパー Kindle Scribe 10.2インチ いらない?いる?

発売してから長いこと悩んでました。Kindle Scribe。

というか、中古で価格がこなれれてから買おうかな、と待ってました。

そしてやっと買いました。

いるか?

いらないか?

検証していきたいと思います。

KindleScribe16GB プレミアムペン付き 中古Bランク 37800円

新品の場合51980円。中古で手頃、失敗しても後悔しない値段で入手したかったのです。

発売時に「即買い」ジャッジできなかったからです。

「どうなんだろう?ありかな?」くらいで。しかし、ずっと気になっていた商品ではあります。

前提1. ビューワー・タブレットは大きいほどいい

iPad Pro12.9は、大切なビューワーです。

画面は大きければ大きいほどいい。15インチiPad出ないかな、と思っています。

映像、テレビ会議、においてiPadの使い勝手は最高です。

しかし、こと読書においては、

・ちょっとデカすぎて重たい→持ち歩けない

という悩みがiPad Proにはありました。

前提2. 本を読むには、液晶より電子ペーパーが優れている

電子ペーパー製のキンドル端末を比較的愛用していて、

最新のペーパーホワイトも所有しています。毎日、ペーパーホワイトで本を読んでいます。

なんの不満もありません、紙の本にかなり近い読書体験です。もちろん紙の本のほうが優れている箇所も多数あります。

しかし、場所を取らずに蔵書できるのでKindleも素晴らしいサービスです。

その中でも重要なのが、冊数が嵩んでしまうのがコミックス。(例:はじめの一歩139冊あります。)

コミックスを電子ペーパーでまとめ読みしたいのです。iPadは明るすぎて、長時間読むと目がチカチカするのです。

満をじして大型電子ペーパーKindleが登場、しかし

そこで満をじしてScribeが出たのですが、

色々思うところあって、買うのに出遅れました。

433gもった感じ、まあまあ重いです。

iPadほどではないですが、でかい分重たいです。

電車の中で、立って片手で読むには重いです。

中古でペンとケースが付いてたのでそのままにしてますが、これは外してしまって軽量に使ったほうがいいかもしれません。

書くために画面がザラザラ、これは好みが別れる

また、書くことがあるか、というと1日使ってみて使うシーンはありませんでした。

同時に、描きやすさのために、画面がザラザラなのですが、読む分にはむしろツルッとしてるほうが読みやすいです。

なので、ちょっとビューワーニーズには一致してないなと。

10.2インチでも物足りない?もっと大きくしてほしかった?

まず最初に、文庫本などの文章を読むには、画面は大き過ぎて読みにくいです。

ここは、軽くて小さい、ペーパーホワイトが最強。(両方持ってる人、少ないかもしれないけれど。)

(左:スクライブ、中:ペーパーホワイト、右:新書サイズ)

片面で読む場合は、Scribeはいいサイズです。B6判サイズより気持ち大きいくらい。片面であればペーパーホワイトもギリギリ許容範囲。

見開きで比べてみると、iPad Proに軍配、Scribeもまあま健闘してます。そしてペーパーホワイトは迫力なく脱落。

紙のコミックスと比較するとこの写真のように、

新書サイズのコミックスの見開きの実寸より、スクライブは小さくなります。

iPad Pro12.9=B6版 見開き

KindleScribe=文庫版 見開き

という感じです。

300ppi解像度は良く、電子ペーパーで目が楽

しかし電子ペーパーは精細で読みやすく快適です。

長時間、はじめの一歩138冊一気読み、などはiPadでは不可能ですが、KindleScribeなら可能でしょう。

結論は?

電子ペーパーマニアで、コミックスを大量に読むならいる。

そうでなければ、

ペーパーホワイトとiPad Pro12.9 の組み合わせのほうがおすすめです。

編集後記

今の2/3くらいの300g程度の重量になり、

薄さも5mm以下で、13インチ、

書けなくて良いので、

ツルッとした画面になって

5万円だったら、絶対買い替えます。

a new thing a day

菊のお茶、結構パンチがあって香りでクラクラします。