小人閑居して不善を為す

好きなフレーズであり、

何かと自分に問う一言でもある。

閑居=1人になった時に何をするか?

閑居とは一人でいること。

閑居の閑の字も、しっくりきて好きである。

一人で暇になってしまったら、碌でもないことをしない、

と言うことである。

スマホをいじっていたり、

お菓子を食べたり、

酒を飲んだりしてしまうのである。

または仕事ばかりしてしまう、

と言うのも不善の一つではなかろうか。

一人社長も閑居して不善を為す

元々、だから忙しくしておいた方がいい、

と捉えていた。

一人社長も、

暇になると

お金の無駄使いばかりする、

と言うのはよくあることだと思う。

過剰な投資もあれば、

おかしな財テクや脱税、

果ては愛人作りに精を出したりと、

ろくなことはない。

そしてそれを覆い隠そうとするものだ。

本業にしっかり勤しみ、

忙しくしてるくらいがちょうどいい、

と言う戒めだと、

思っていた。

小人とは君子の対

小人は小物感があるけれど、

まあ普通の人、くらいの意味であろう。

君子の対義語である。

小人は忙しくしておけばいい、

と言う意味に思っていたけれど。

誰も見てない時の行動

この言葉をちゃんと全部読み解くと、

閑居している時にこそ、

人間の本質が出る。

誰も見ていない時に、

君子は正しい行いができ、

それがやがて内面から外面に現れるものだ、

と言うことだった。

今日、私は閑居していたのだけれど、

自転車漕いで、泳いで、走ることができたので、

幾分か小人から君子に近づけたかもしれない。

小人閒居爲不善、無所不至。
見君子而后厭然、揜其不善、而著其善。
人之視己、如見其肺肝然、則何益矣。
此謂誠於中形於外。
故君子必慎其獨也。

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