<写真はかなりよく見えた、小仏からの富士山である。>
えーと、そうだなー、なんか、一旦、考えてみると、かなり、みんなも「結構」みたいな副詞の使いすぎ。そうなんだけれど、そもそも、見直す時かもしれない。なるほどね。
録画で自分のトークを振り返ってみると、
上記のようにほとんど意味のないことをしゃべっている時がある。
副詞、形容詞、接続詞の使いすぎ。
私の話は、なんだかわからない時があるのである。
後輩からの今週の週報が届いて
「自分の話し方には事実を分かりにくくしてしまう言葉が多い。「一旦」「かなり」「結構」「もっと」「みんな」」
と書いてあって。
「あ。これもしかして先輩である、私の性では?」
と反省したのである。
しかも、当たり前なことだが口癖が結構かぶっている。
YouTubeから文字起こししても書籍にならない
井ノ上陽一さんに教わったメソッドで、動画セミナーでしゃべってAIで自動文字起こし。
それを元に書籍を書こうというもの。
これに挑戦しているが、自分のしゃべった文字が使いにくくて途中で頓挫。
聞いてるとそんなに意味がわからなくもない・・・。?
自分のYouTubeを見ていても、
そんなにまったく意味がわからない訳ではない。
これは、雰囲気である。
表情や身振り手振り、リズムと抑揚、
そういったもので説得力を出しているのである。
話のテーマと、内容もしっかりと伝えてるものもある。
だから音で聞いていても、映像で見ていても通じてはいる。
しかし文字で読むと意味がわからない。
その原因は
しゃべり出しの副詞や慣用句、
代名詞と接続詞でどこにかかってるかわからない箇所が多いこと。
それにより読んでもなんだかわからないのである。
一旦、結構。逆に?まあ、かなり、なんか、などの副詞が最頻出!
どうしてそうなってしまうのかの理由を探る。
1つは、
サービス精神旺盛の八方美人なので話を盛りたがるからである。
大げさに言いたい、だから副詞が大好きなのだ。
たいして「かなり」じゃなくても多用してしまう。
昔は「変な」もランクインしていた。
変な=ちょっと風変わりで面白い、というニュアンスを自分は持っているが、
人によっては馬鹿にされたと思うだろうし、誤解を招く言葉のチョイスなので封印した。
また「一旦」って何なのか?
一体、何が逆なのか!
結構、かなり、使い過ぎ、
このあたりは業界人あるあるで「バタバタしてる」と同じように疑問なく使ってるのではないでしょうか。
しかし、これらの副詞も耳で聞いてる分にはギリギリ伝わっている。
目で読むと意味がわからない。
これはどういうことなのでしょう?
しゃべり出しの副詞は、トークの呼吸、リズムを整えているのである
呼吸と口の滑りを整えているのである。
いきなり本題からしゃべり出すのは難しい。
まずウォーミングアップで、次の言葉が滑りだすための準備なのである。
だから聞いてる人は、呼吸の間だと思って、
その言葉を無視できるのである。
文字で見ると、そこが均等に目に入ってくるので
話が見えないのである。
それがしゃべりと文字の違いだろう。
会話はトーンと表情が優先されているから言葉が変でも伝わることも
もう一つは、いっしょに会話している時、内容よりも会話のトーンや表情で気持ちや感情を相手に伝えているのである。
そうなると、言葉の文字上の意味とは関係ないメッセージを伝えることになる。
字面見ると、同じ「馬鹿」だったとしても。
愛しあう二人が戯れながら「馬鹿」とささやくのと、
大騒ぎするしょうもない人達をさして「馬鹿」と言うのでは
伝えるメッセージは全然違うのである。
しかし描写しない限り、字面は同じである。
やっぱり減らしていきたい
とはいえ(前の段を受けての接続詞)
話がわかりにくいのは確かであり、口数が多い人という印象も免れない。
聞き手も、意味の薄いことばを連発されてもきついだろう。
しっかりと内容のある言葉を選んで伝えていきたいものである。
精進します!