友達にサービスを提供してお金をもらうことに抵抗がある人は多いだろう。というかほとんどの人がそうだと思う。自分ももちろんそうである。
今年、実験的に友達にサービスを提供してお金を取るに挑戦してきた。結果たくさんのことができたし考え方も大きく変わった。
そもそも友達に向けたサービスを提供していない
友達や家族、つまり身近な人に向けたサービスを用意していないということがある。
でも立ち返って考えてみてほしい。
自分の一番大事な人に役に立つことより優先することってなんだろうか?と。
どこかの企業の、なんだかわからないものに貢献してお金をもらうことはできても、家族や友達の生活が豊かになって喜ばれてお金ももらえるものを提供してない、ってのは変かもしれない?と思ったのである。
知ってる誰かの役にこそ立ちたくはないだろうか?
ネットワークビジネスやネズミ講のイメージの悪さのせい
知人に何かを売りつけるのは、詐欺まがいのマルチビジネスのせいである。そういう経験や知識があるので、自分は誰か知り合いに何かを売るのが嫌のである。
そして営業して売りつけられたら嫌だな、と思うからやらないのである。
それは全くその通りである。
でも、本当に友人や知人を喜ばせようと設計して作っている商品だったらまた別なのではないだろうかと。
友達向けのゆるいワークショップをやってみた
鈴木のそんな社会実験にみなさんをつきあわせて申し訳ない気持ちもあるけれど、具体的な人物を想定しながらその人に向けたワークショップやイベントを作って、誘って参加してもらって、お金をいただいた。
「飲み会でもしましょうよ」を、どのみち割り勘で飲みに行くのであれば、その飲み代を参加チケットにして買ってもらいイベントホストとして鈴木がもてなすという形で実施した。
そこから利幅はまだ取れてないのだけれど手応えを感じた。
トライアスロン報告会、栃木ツアー、2023年展、と企画を実施してみた。
トラブル続出だけれど、アクシデントも味、と取ってもらえれば、どれもこれも自己採点では、一応及第点かなと。(参加してくれた皆さんありがとうございます!)
友達にサービスを提供するのは緊張する
企業対企業よりもリアル友達にサービスを提供する時の方が緊張感があるのも事実である。
友達に楽しんでもらいたいからこそ、知恵を絞らなければならない。
友達を誘う企画というのは、面白いことを提供するというイベントの原点に立ち返るきっかけになる。
どこかの知らない新規クライアントを捕まえるよりも、
目の前にいる家族や友人に喜んでもらえるサービスを提供して、
そこからより遠くにいる新規クライアントたちにお裾分けを広げていく、という方が順番としてもしかして正しいのかもしれない、と思っているのである。