今、何が面白いか

時代のテーマというのがきっと後から振り返ってみる必ずある、と思う。

「時流に乗る」というのは。時代のテーマと自分のテーマがどれだけシンクロするかであり「勝ち馬に乗る」ということもあるだろう。

一方で、「時流に乗らなくたっていい」というのもある。流行り物を追いかけてもしょうがない。しかし時代を無視して自分のやりたいようにしているつもりが、マーケティングや時代の空気に汚染されてコントロールされていることもある。

さらに言えば、蛸壺に入って研究していても時代の要請を受けることもある。

つまり、1人では生きられない以上、同じ時代を生きる人たちとどのくらいの重なりで暮らしていくか、という度合いの違いにしかならないと思うのである。

今、何が面白いか

2024年の1月現在、鈴木が何が面白いと思って取り組んでいるかである。

中国語、中国関連プロジェクト、インバウンドとグローバルなコンテンツ展開。

コンテンツは世界で同時に消費される時代に急速になったので、プロモーションの仕方も変わってしかるべきである。日本と中国、もちろんそれ以外の国でも同時に宣伝展開するような仕掛けがおもしろい、と思って準備している。

なぜ中国なのか、というのはただ単に自分が最近中国語を習っているから、であるけれど、それも時代の空気の影響なんだろうと思っている。

旅行とコンテンツの掛け合わせ

お茶と旅、スポーツと旅、アートと旅、漫画・アニメと旅

テーマや、文化的背景を持った旅が面白い。というか、旅慣れない人にとって、どうして旅に行くのか、ということが課題になるからである。

好きなアーティストの全国ツアーにくっついていって、旅行する。

トライアスロンやマラソン大会を、風光明媚なリゾート地まで遠征で参加する。

これらが、面白く、贅沢な遊びである。

ネイチャーとコンテンツの掛け合わせ

旅と似ているのだけれど、ちょっとズレる部分もあるので別立てしておく。

トライアスロンやトレイルランのような自然とスポーツイベントの組み合わせ。

キャンプや音楽イベントから、田植え、農業、古民家DIY、自然の中で楽しむコミュニティや出会い。土や木、風と、自分の暮らしや趣味をセットで考えて楽しんでいくような姿勢に興味がある。

今年はブドウを植えようと思っている。

創作活動、アート、誰もが皆アーティストである

アートが表現の本質であり、最先端である、と思うのである。

1側面は、そんなに大それたものを考えてるのではなく、誰でも子どもの時はアーティストだから、自由に表現しようよ、というだけである。

もう一つの側面は、現代アートなど最新のアーティストの活動が、広告やコンテンツ業界よりも、一歩先の先進的な表現やコンテンツの表れである、ということである。

コンテンツ業界や宣伝クリエイティブ業界は、商業主義が色濃いのでアートに比べれば、当たり前に表現が保守的である。

なので、最新のクリエイティブを楽しみたいならアートにヒントがある。まあ、アートもスポンサーがいないと成り立たないので、より大変な棘の道であろうことは容易に想像がつくが。

宣伝プロデュース、セルフプロデュース、発信する勇気、やってみようよ

宣伝プロデュースは、個人にも応用できると思う。さらに言えば、セルフプロデュースが理想である。

宣伝プロデュースの手法を体系化して公にし誰もが、自分のコンテンツを宣伝して広められるようにしたらいいビジネスにもなるし、自分も楽しいと思う。

1人社長、フリーランス、業界人に向けて、勇気を持って、お金と時間をかけて、やってみようよ、と背中を押す。