チームの共通言語を作る

チームは一つの箱の中にいろんなキャラクターが詰め込まれる。

コミュニケーションにおいて、伝わるはず、伝わっている、という思い込みはエゴである。ちゃんと伝わるようにしなくてはいけない。

小学生で反抗期な息子の察してほしいアピールが、可愛いと笑いつつも腹が立つからである。今日はそんなコミュニケーションについてまとめました。

異なった人間が何人か集まったら話が通じないと思うようにする

日本語という同じ言語を喋る仲間が集まっただけで十分ラッキーである。それでも伝わらない。

どんな言い回しで喋るのか、何をイメージしながら喋っているか、どんな概念を基礎に喋っているか、などなど同じ言葉ヅラをなぞったとしてもタイミング、その人のキャラクターやバックグラウンド、全然違ったものになってしまう。

それだけコミュニケーションは難しい。

チームの目的をはっきりさせる

仲良し子よしになろう、ハイキングへ行こう、マラソンに出よう、文化祭を成功させよう、なんでもいけれど、何人か集まったらチームの目的を決める。目的なく集まる、またはそれぞれが違う目的を求めていると、そこで齟齬が生まれ軋轢が生まれる。別の目的を持っているなら、その目的に合ったチームを別に組み直したほうがいい。

何人か集まったら、この集まった人たちの共通の欲求、目的をはっきりさせることでコミュニケーションはシンプルになる。

目的のために、共通言語を作る

次に、目的達成のための、用いる用語の理解をそろえることである。

赤い、と一口に言ってもどのくらい赤いかわからない。しかし私たちはDICカラーに統一して喋る、と決めていたらDIC2504の赤を今回使う、と言えば混乱なく伝わる。

売上を伸ばす、としてもチームの目標として、かかったコストを回収する、なのか全員の給与を回収する、なのか、給与の倍の利益を出して賞与を出す、のかその目線を合わせるためにも、使う言葉と意味を、お互いに確認していく作業が必要である。

基礎知識をそろえる

わかっているようでわかってないことがたくさんある。

そしてわかっていないのに聞けない、という人、事態、も十分にありうる。なので質問できる空気をしっかり作ることだし、はじめからスタディの時間、読むべき図書、マニュアル、などを簡単にまとめてチームの基礎知識をそろえることが大事である。これが疎外感を消し、チーム感を強める重要な最初のステップである。

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