2023年のお盆入りである。
新暦における8月盆は2023年8月13日(日)〜16日(水)までである。
体もくたびれている頃なので、
先祖を思いながら養生したい時期である。
1873年太陽暦の採用で変わるお盆
旧暦明治5年12月2日の翌日を、
明治6年=1873年1月1日として、太陽暦が日本にも採用された。
これによりお盆も変更された。
月の満ち欠けの周期による太陰暦と季節の行事が長いこと浸透していたので、
旧暦では、7月の満月をお盆として、7月13日〜15日がお盆だったのだが、
これを新暦にそのまま最初当てはめた。
しかし、農作業と噛み合わずお盆休みがうまく取れない、
と不評であり、新暦においては1ヶ月遅らせて8月13日近辺からお盆休みということが採用されたのである。
昔は、夏の終わり、秋の始まりのお盆
7月の満月がお盆とされていたので、
昔のお盆は、2023年で当てはめると8月31日の満月を指していたのではないかと思う。
お盆は夏の終わり、秋の始まりと思われていたそうなので、
まさにぴったりな満月のタイミングかと思う。
今日現在は、旧暦でいうところの立秋くらいのタイミングで、
確かに、夕刻になると風の中に秋を感じるような気がする。
しかし、まだまだ暑い。
みなさん体調に気をつけてご自愛ください。