あらためて仕事場についての考え方を整理している。
独立すると、働く場所も働く時間も自分で決められる。
というよりも決めなくてはならない。
これはこれで難しいことなのだ、と10年で学んだ。
事務所があって強制的にそこへ出社しなくてはならない、というのは決断しなくていい分楽である。
会議のために事務所を借りる?
事務所・作業スペースを借りるのも好きである。年中借りては解約している。
事務所の役割の一つに会議スペースがある。
落ち着いてテレビ会議でもリアルミーティングでも話せる場所というのは外ではやはり難しく、会議室がほしくなる。
ただし維持するのに金銭的コストがかかる。
それから設備を重複させたり、気にしていたりという精神的コストもそれなりにある。
そしてどんなに近かろうとやはり5分10分、時には1時間などの移動の時間的コストがかかる。
ということで自宅で会議をすることを解禁してその問題を解決した。
作業のために事務所を借りる?同じ場所で2時間しか座れない
事務所を作業スペースとして借りても毎日せいぜい2時間しか利用しない。
同じ場所で集中して2時間くらいしか作業できないのである。
腰が痛くなったり、おなかが空いたり。
なにより飽きてしまうのである。
この飽きてしまう、次の場所に移動したくなってしまう、という衝動が最大の問題だと最近気がついた。
自室で作業していても2時間くらいが限度
集中して同じ場所に座って作業できる限界は、2時間くらいなのではないかと思っている。
もうすこしいって3時間。
これ以上座ると、腰や肩、気持ち、が疲れてちょっと長めの休憩が必要だ。
「家だと集中できない」テレワークあるある問題である
オフィスに出社を強制されている人達は「一体何を優雅な自慢をしているのだ」と思うかもしれないが、
独立して一人で仕事する人あるあるで、深刻な悩みなのである。
今までは独立している人、自宅で、好きな場所で仕事をする人がレアだったので
問題が顕在化していなかっただけである。
贅沢な話と一蹴されていたのだろう。
しかし同じような悩みを抱えている人は多い。
自宅と作業スペースと会議スペース、
自分と家族と仕事相手、
これらの時間の場所の配分を決めながら効率的に働く方法を考える時代になったのである。
カフェやホテルのどこでも仕事術は、体幹と精神の鍛錬が必要
ということで、時間と共に場所を変えながら仕事をすすめるスタイルが今のところ正解か、と思っている。
今、この原稿はホテルの部屋で書いているけれど、机と椅子の高さがあわなくて腰が痛いのである。
カフェが騒がしい時もあるでしょう。
いい環境、っていうのはそろわないものである。
その時に、そんなこともたいして気にならない精神が必要なのだ。
さらに多少環境悪くてもどこも痛くならない筋肉と体幹が必要なのだ。
つまり、スポーツして体を鍛える事が、事務所問題を解決する一つの正解なのだと思うのである。