2017年(37歳81kg)でフルマラソン初参加。過酷すぎて心の膿みを出し切る。

湖の北側の日陰で暗い道が寒くて。また被害妄想が捗るんです。

マラソンって痩せるの?

2017年11月当時37歳でフルマラソンに初出場。その後毎年参加している。

2023年までの6年間で25キロ痩せた。これは厳密にはマラソン「で」痩せたのではない。

2010年 運動全くしない(93kg)

2013年 会社設立

2014年 東京10K初出場、社員みんなでリレーマラソン

2015年 パトレイバーで中野の駅伝へ参加

2016年 

2017年 富士山マラソン(体重81kg)6時間

2018年 富士山マラソン(体重76kg)5時間58分

2019年 つくばマラソン(体重74kg)5時間48分

2020年 (体重69kg)

2021年 コロナで休み(体重67kg)

2022年 富士山マラソン(体重66kg)

太っているとマラソンは辛い長い、悲惨

太っていると本当にマラソンはきつい。

体が重いし、タイムは長い。つまり過酷な時間がずっと続くという意味でもある。

あまりに辛くて意識が朦朧としてくる。これまでの半生の走馬灯を見ることになる。

初参加の経験があまりに辛かったので生活習慣を改善。

翌年マラソンまでに少し痩せたのが、そうするとかなり楽になった。

それに気をよくして毎年コンスタントに体を絞ってマラソンに臨んでいる。

だから正確にはマラソンの「ために」痩せたのだ。

年1回の厄落としの日

もちろん本気のランナーたちは年に何回も大会に出るのだが、私は年に1回富士山マラソンを最高の内省ツールにしている。

30km地点くらいで富士の樹海の脇を走ってる時に「今年の嫌な思い出」「自分のずるく汚い、弱い部分」がたくさんたくさんこれでもか!と湧き出てくる。

「いつも途中で投げ出して諦めてばかりの人生を送ってきた」「あの時もそんなことを言い訳にやらないことを選んだんだ」などなど毎年変わるが「私ってこんなにネガティブな人間だったんだな」と自分でも驚くほど出てくる。

本当にこの日を楽しみにしている。

自分の中の膿を全部出して、走りながら最後は「まあそんなの関係ないけど。全部ぶっ壊す!」と35km地点で気持ちが切り替わる。

そして完走する。

そういう厄落としのイベントなのである。