顕在化したニーズにだけ合わせない

アクセスが悪すぎる山奥の美術館。でも素敵である。

ニーズがあるものを作る

マーケットのニーズを紐解くと個人のニーズ、欲求である。個人が探しているニーズに沿ってコンテンツを提供すれば消費してくれるはずである。検索エンジンもYouTubeも消費者のニーズに沿ったアルゴリズムを開発し、コンテンツクリエイターはそのアルゴリズムを見ながらコンテンツを作っている。ニーズがあるものを作れば見てもらえるはずだ。

ニーズがないものを作る理由

人を傷つけたりひどく害のあるものでなければ、何を作ろうとクリエイターの自由である。誰かが見てくれるものを作る必要もない。なぜなら作るプロセスそのものを楽しむのがクリエイションでありアートだからである。なので、アルゴリズムやマーケットを無視して自分なりのフィルターでものを作るのが良い。ただし、それはマーケティング的な成功からは遠くなる。

顕在化したニーズだけではない

もう少し勘を鋭くすると、自分が作りたいものが、たまたままだ形になってない誰かのニーズを喚起する可能性がある、と言うこと。つまり潜在的なニーズを自分のフィルターを通して発見することである。これはマーケットにも支持されるし、自分も楽しい。顕在化していないニーズを探して、自分のエッセンスを煮詰めていくのが、AIの手先にならずに生き残るクリエイターの道ではないかと思う。

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