習慣と慣習、破壊と創造

常に新陳代謝。習慣も慣習も疑って見直そう。写真は私のHabitTracker。

習慣と慣習?

習慣と慣習、字を反対にしただけなのに全く違う意味で、漢字って面白いですね。

新明解国語辞典を紐解けば習慣とは、いつもそうすることがその人の決まりごと、とのこと。まさに個人個人の習慣のことを指す。

習慣は自分で作り、自分に課したルールであり、自分の人生を好転させてくれるもの。(悪習慣となればもちろん逆に作用する。)個人がよりよく生きるための便利なツールである。習慣は、国や地方によってその人が普通だと思って行っている生活様式のことでもあるらしい。地域特性をもった習慣もあるのだ。季節や風土によって当たり前のことかもしれない。

慣習はコミュニティ、組織の話

ひっくり返して慣習の意味を調べてみると、地域社会において、その時と場合によって、こうする、と昔から決まっていることを指す。成人式、お盆、結婚式とかそういう生活の節目における行動様式のことだそうである。もう少し地域としての強制力の強いルールかもしれない。

地域社会、コミュニティ組織が生み出してきた習慣で、個人の習慣の組織バージョンが慣習、という意味だと自分では定義している。そして、組織やそのマネージャーたちがその時代に合わせて最適化・効率化を図るために作ったルールであろう。または誰かが権益を守るために作ったものもあるかもしれない。

習慣も慣習も常に見直そう

もちろん習慣・慣習がよくワークしている時もある。しかし、停滞し滞り水が腐ってしまうように、ルールも腐ってしまう。環境が変わったら、古い習慣・慣習を壊して、新しい習慣・慣習を作る時である。定期的に新しいルールを自分に、チームの中に、作り出していこう。

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