つくり方を提供する

企業の動画がどう作られているか

クライアントが作りたい動画の中身をオリエンテーションしてプランナーに要求を伝える。そしてプランナーが企画を提案してクライアントからOKが出たら制作する。最初の肝は、オリエンテーションで如何にわかりやすく、作りたいものの軸、コンセプトのかけらみたいなものを伝えるかであり、2番目の肝はプランナーがそれを料理して面白い企画にできるかである。クライアント×プランナーのコラボレーションによって優れた作品が出来上がる。

クオリティってなんだろうか

しかし、優れている、とかクオリティとかってなんだろうかと思う。美しい映像が必ずしも全てのクライアントに必要でないし、映像として破綻していても伝わる雰囲気もある。また手作りで生っぽい映像でもYoutubeが当たり前の現代において許される。さらにそのYouTubeの視聴数も、アルゴリズムや炎上など、瞬間風速の影響が大きくもはやマーケティングの領域だ。動画のクオリティを評価するのは作り手であるクライアント自身か、創造の神様だけである。

クライアントが自分で作った方がコンセプトに沿ったものができる

自分で評価するのであれば、これだけツールやプラットフォームが進化した現代であれば、自分で作ったほうがいいのではないか、と私は考えている。もちろん専門家のアドバイスやテクニックが必要な領域はあるのでそういうところは手伝ってもらったとしても、企画、コンテ・台本、演者、撮影、編集においてできるかぎり自分でやることが、良い動画を作るという創造する喜びのプロセスを味わえる。創造物そのものよりも創造のプロセスを味わうことに、実際は本質があると思う。

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