汗が塩素の匂い?汗がハイターの匂い?

読者の皆さん、普段どのくらいトレーニングしてますか?

月曜日も日産スタジアムで

ラン練習を楽しんできましたが、

私はあっさり練習をやめるようにしています。

昨日もちょうど、

トライアスロンショップ、テイルウィンドの遠藤さんのところに

自転車直してもらったので取りに行ってきました。

その際にも遠藤さんから

「(トライアスロン)ロング出るからって、

そんなに練習しない方がいいんですよ。

完走は思ったより簡単に出来ますから。

それを不安だからって、

練習しすぎて、それで試合でヘロヘロになっちゃうんです。

あんまり練習しない方がいいんですよ」

と言われたのだった。

練習しすぎ、無理しすぎ。これはけっこうよくあることだと思うのです。

無理という言葉の意味

「無理」とは、理(ことわり)が無い、つまり理由が無い、理論が無いということなのです。

無理をする、とは理屈にあってないけど、強引にやってしまって

身を滅ぼすことを意味している訳です。

無理の反対は道理、道理にかなうことをした方が、人生良い訳です。

汗を吸ったウェアからハイターのような臭さ。これって?

さて、

日産スタジアムの練習からの帰りで、

ビニール袋にいれた帽子、ウェア、体を拭いたタオル

ふと、袋を電車であけるともわ〜っと臭い。

でも、最近「ハイターみたいなニオイだな。」

と思う時が何回かあったのです。

これまで自分の臭さとして

・すっぱいニオイ、あまいニオイ、(糖質とりすぎ?糖尿病リスク)

・もうめちゃめちゃくさいニオイ、腐敗臭(胃腸が弱ってる)

などが、汗ダクのニオイのパターンとしてあったわけですが、

・ハイターみたいなニオイ、苦いニオイ

が加わって、

これなんだろな?と思ってたのです。

洗剤のニオイ?または体調が悪い?

時々、考えてたんですが調べたら簡単なことでした

そのハイター臭、ワキガ臭みたいなもんです。

それ実は、アンモニア臭であり、軽めのワキガ臭です。

脇の下のニオイなので、ワキガ。

だから厳密にはワキガではないのですが、

同じようなアンモニア臭の一種です。

だからスパイシーで苦めな、それが軽いと、ハイターのような塩素のようなニオイに感じるわけです。

納得ですね。

特に、肝機能低下、お酒かトレーニングのしすぎによって

このワキガ臭がするようになるのです。

歳をとって、加齢臭的なものも相まって

そういったニオイになったのだろうと推察できました。

ネタが分かれば安心しました。まあ臭いのは解決しないけど、

普通のことだなと思えば、しっかりお洗濯やケアするだけです。

実はプールのニオイって・・・。

もう一つ、知りたくない事実を・・・。

皆さんがプールと聞いて思い浮かべる、

あの鼻をつくあのニオイ。

もうここまで来たらわかりますよね?

あれ塩素のニオイじゃないんです。

同じようにアンモニア臭の一種なのです。

プールの塩素と、尿の成分が反応してできた三塩化窒素のニオイがあの独特のニオイなのです。

つまりこれもまた、ワキガ臭みたいなもんだったわけです。

ある意味、不快と感じて正しいものだったんですね。

みんなしっかりシャワー浴びてからプールに入ろうね!

8割の力、8割の量でトレーニングする

トレーニングで無理をしないという話に戻すと、

日本のトライアスロンのレジェンド宮塚さんの練習会に参加した時に、

レジェンドは以下のような事を言っていた。

〜自分の限界を超えてトレーニングすると、伸びそうな気がするけどそれは勘違い。

この辺が限界だな、っていう線のちょっと下あたりでトレーニングする。

それが楽々出来るようになったら、また限界のちょっと下くらいに上げる。

そしてあんまり練習しすぎも良くない。

多くの人が練習のしすぎ。

試合で結果を出す、ことが第一だから

満足感を味わうために

大きな負荷、長距離、長時間の練習をして

体を壊してる人が多いんだよね。〜

私は、それを八割くらいなのかな?と解釈し

8割の負荷で、8割の量で練習を終えることの重要さ、

という風に受け取った。

無理をして生きている人へ

この話は、トレーニングに限らないと思うのです。

がんばり過ぎてしまう人は、

頑張ることが呼吸をするように当たり前だと思って

なんでもこなしてしまう。やればできちゃうからやっちゃうのである。

それが8割に負荷・量・時間に収まっている内は

自分を成長させてくれるいい塩梅なのである。

しかし、9割、10割、そして110%、120%となると自分を崩壊させてしまうのです。

まさに、理屈の無い報われない頑張りになってしまうのです。

的確な知識・理論を知ることが肝要です。

今回のハイターのニオイのことを知れば余計な不安もなくなります。

同じように、

自分への負荷も、

余力を残した方が、

成長出来る、幸せになれる、

と理屈が分かれば、無理が道理となります。

ようやく、無理をする必要はないと分かるのです。

知ること、学ぶ事で、自分をうまく守れるようになるのです。