春分、夏至、秋分、冬至という4つが地球と太陽への向きの頂点、区切りを表しています。
春分は自転軸が太陽に対して垂直となっています。夏至に至ると北極側が太陽側に向くので日本を含む北半球は夏となります。
二十四節気の中でも特別な4つの区切りと思っていただければいいです。
ところが春分はそれ以上に、また1月1日的な意味があるのです。
季節的には十分に暖かい3月20日を春の最初と考えるのはなじみやすくもありますね。
さてなんでしょうか。
星座の話
星占いで聞く「何座」という言葉。
自分の星座が「おひつじ座だよ!」くらいのことは皆さんご存じかと思います。
その12星座に順番があるのです。
西洋の研究なら1月1日から新しい星座がはじまってもよさそうじゃないですか?
1月1日はちなみに山羊座の途中です。何の区切りでもないですね。
4月生まれは、新学期だから牡羊座で最初?っていう理解で
あまり深く考えたことの無い人が多いと思います。
12星座の牡羊座がスタート
3月21日〜4月19日生まれが牡羊座であり、まさに春分の日を境にはじまっているのです。
12星座的な区切りで1年を捉えると、まさに元旦に当たるのが3月20日春分の日なのです。
宇宙元旦なんていう呼ばれ方をすることもあります。
だから牡羊座が12星座のスタートと呼ばれるのです。
- おひつじ座
- おうし座
- ふたご座
- かに座
- しし座
- おとめ座
- てんびん座
- さそり座
- いて座
- やぎ座
- みずがめ座
- うお座
春分の日・そして牡羊座の新月。赤ちゃんに戻って新しいスタートを切ろう
牡羊座は、純粋無垢な赤ちゃんの燃えるようなパワーを持った星座です。
シンプルでわかりやすく、
怒りっぽくもあるけど
人なつっこくもある、
そんな自由人が周りにいませんか?牡羊座かもしれません。
そんな牡羊座のパワーを活かさない手はありません。
赤ちゃんに戻って、リセット。
生まれ変わって新しい気持ちで、自分を生き直すのが春分の日。
それからちょっとずれますが
2025年でいうと3月29日が新月になります。そして新月から間を空けずに4月5日からが清明。
このあたりは計算上どうしても合わなくなる誤差の範囲だと私は思っていて、
牡羊座の新月、二十四節気の清明などは同じタイミングなんだと思って構えています。
自分をリセットして再スタートするにはぴったりのタイミングです。
気持ちを清らかに、流れる意識を持つのが肝要です。
次章では、そんな清明の過ごし方をお話します。