令和の時代にもVDSL、ADSL顕在だったりします。
わたしが20年以上前に働いていた家電量販店時代のノウハウは、今でも役立ちます。
その基本テクニックをお送りします。
古いビルは光ファイバーが敷けない?
営団地下鉄の代々木公園駅が出来た時にその駅を内包して建てた橘ビルに入居しました。
メトロ代々木公園駅、徒歩0分です。駅ビルです、ただし階段で5階です。
まあトライアスリートにはトレーニングになってちょうど良いなくらいで何も感じません。
税理士の方達が昨日いらっしゃって肩で息をしていましたが。
この書斎が光ファイバーを部屋まで引けなかったのです。
そこで久しぶりにVDSLを開通させたんですが、遅く。
その問題点と対策を今日はお送りします。
①電話回線とモデムの距離20cm以下にする
まず最初に結論を書きます。VDSL最大のノウハウです。
通常付属している1.5メートルくらいの束ねた電話線を壁のモジュラーからモデムにつなげていると思います。
これをすぐ買い換えます。
信号は距離に応じてノイズによりすぐに減衰してしまうのです。
騙されたと思ってまず買い換えてください。絶対驚きます。
太いツイスト電話線が一番良いです。
20cmというものが売ってるのでそれを買ってください。
短ければ短いだけいいです。
差し替えると、わたしのビルの場合、30mbだったものが80mbまで改善しました。
②モデムのたこ足配線を辞める
結局、モデムへのノイズをどう減らすか?
という考え方だけなのです。
そこで他のノイズ要因として電源のコンセントがあります。
モデムだけ壁のコンセントに直接さしましょう。
ついでに、コンセントに安いもの(300円くらい)でいいのでノイズフィルターを付けるとより快適になります。
これで10mb程度改善して、実行90mbを実現しました。
③VDSLとはいえ、Wi-Fiルーターが高級だと快適
遅い回線だから安いルーターでいいかな?
っていうのも早計でした。
今でも高級ルーター達にはPPPOE機能は付いてますのでフレッツ光で利用できます。
なんだかんだ高級ルーターにするだけで体感の快適性は格段にアップします。
回線速度うんぬんではない訳です。その辺りは後述していきます。
基礎知識 FTTH>VDSL>ADSL の違い
FTTH?
Fiber To The Homeの略でFTTH、今時のインターネット光、といったらこれです。
自宅に光コンセントというものがあれば、ONUという機材をつないで利用できるのが
光回線でありFTTHと呼ばれるものです。nuroや、au光、これらもみんなFTTHであり、VDSLよりも早いです。
実測1GBなんていうご家庭もあるんじゃないでしょうか。
わたしも自宅は930mbでます。ものすごい早いです。
光ファイバーが各部屋に行く方式もあれば、ルーターはマンションに一つでLANケーブルで配線する、なんていう場合も。
その場合はシェアされるので実行速度はもっと遅くなり100mbなどに制限される場合も。
VDSL?ADSL?
古いビルの場合、ビルの集合装置までは光ファイバーが敷設(ふせつ)されているけれど、
各住居までは配管の都合で引っ張れない。
そういうことありますよね?
部屋に光コンセントは無い。
そうだとしても1974年のマンションにだって電話回線ならあります。
その電話線を借用して、各部屋に光ファイバーのインターネットを利用しようというのがVDSLです。
very high bit rate digital subscriber line の略です。
まあ電話線にしては すごく早いよ、という意味ですね。
100mbの理論値ですが、結構遅いです。10mb、3mbなんていう家も?
さらにADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Line でデジタル回線だったISDNからの進化で、
アナログ回線をつかって、デジタル通信をするすごい技術として流行りました。
下り10mb、のぼり1mb みたいなサービスでした。
これでも高速だったのです。VDSL、ADSLどちらも宅内の工事が不要で既存の電話回線を利用するというのは、今も昔もメリットはあります。
ただ、実行1mbとかだったらまあ、正直遅すぎてつかいものにならないですよね。
久々に引っ越したビルがめちゃ遅い
とりあえず届いたモデムに、安いWi-Fiルーターをとりあえず買ってつないで
インターネットをしたんですが実行30mbくらいで、まあ使えるけど快適でもない。
「これは久しぶりに、昔のノウハウを活用するときかもしれない」
と思いました。まずルーターを返品しました。
フレッツのルーターをレンタルしない方が良い
光電話を利用しないなら、
月額3000円くらいレンタル料をとられるルーターをレンタルしてはいけない。
2年すむなら買った方が安いし、早いからである。
光電話を利用するなら潔くレンタルしよう。
Wi-Fiの快適さは、ぶら下がる台数との兼ね合い
よく自宅やオフィスで、つながらない、遅いとか文句いう人が周りにいる時に、
実は回線ではなくてその手前であることが多い。
ルーターがしょぼくて、さばけてないのである。
複数台に強い、またMacやiPhoneに強いルーターの投入が一番快適になる。
Orbiもおすすめだし、わたしはLinksysを最近は愛用している。
これまで累計で70台くらいのデバイスをぶら下がって認識されていました。
常時でも20台くらいぶら下がっています。それでもとりあえず快適に使えている。
これがなかなかルーターの性能が低いと難しいのです。
そして「いやいやそんなにぶら下げないから」とお思いかもしれませんが、
3人家族で、全員iPhone、iPad、アップルウォッチ、mac、Kindleとか、Swichとか、アレクサとか数えてみるとあっという間に20台です。
そしてONU、モデムにルーター機能を持たせるのも遅くなる原因です。
nuroなどもそうですが、そこまで高級じゃないONU兼ルーターがレンタルでくっついてるので、
機能を制限してモデムはモデム機能に集中させる。
そしてルーター機能は買った高級ルーターに任せるという設定がおすすめでる。
VDSL、ADSLに限らず、なんかインターネット使いにくいと言う人の多くは、端末のぶら下げ過ぎです。
ルーターを買い換えると快適になりますよ。
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