幸せになるためには「握りしめているものを手放そう」という記事はこちら。
「手放す」方が先同時に、わたし達は必要以上に「役割」に縛られています。
その役割を手放す、つまり役割から降りる勇気が必要です。
少なくとも「良き○○」という役からは降りよう
人生のコントロール桿を自分の手に取り戻すためには、
他人の期待、他人の評価に沿って生きる人生と決別しなくてはなりません。
ただ長男は、生まれたときから長男であり死ぬまで長男です。
なので長男を完全否定することはできません。
ある程度折り合いをつけて生きていくことも大事です。
また役割は、わたし達を成長させてもくれます。
良き長男、良き夫、良き父親、良き社長、
こういった役割がわたし達の器、可能性を広げてくれる事も確かです。
しかし大体の場合、背負い込み過ぎでしょう。
役をもらいすぎ、役にのめり込みすぎです。
そこで「長男」は降りられないけど「良き長男」役からは降りられます。
普通の長男、できの悪い長男、くらいでちょうどいいです。
同じように、
良き親→普通の親→だらしない親
良き夫→普通の夫→微妙な夫(笑)
出来る社長→普通の社長→しょぼい社長
くらいが自分らしく自由に生きれる
良きバランスです。
役は選べる、役は降りられる
さらに、役は選べます。
オーディションに出なければいいのです。
またオーディションに出て配役されたけれど合わないなと思えば、降りていいのです。
そして、一度もらった配役を卒業することもできます。
舞台での役をやり過ぎてしまったら、自分も視聴者も新鮮味が無くなってつまらなくなる時が来るかもしれません。
やり続けて次の次元に突き抜ける可能性ももちろんありますが、
人に譲って卒業することも良いでしょう。作品が引き締まったり、新しいファンを呼び込んだりします。
代替わりです。
誰しも年齢や人生のフェーズに応じて、しっくりくる役も変わっていきます。
他人の期待に応えたいばかりに、与えられた役に固執してしまうわけです。
無理して続ける必要はないのです。
自分で決めた、選んだ納得感を持つ
「なんとなく流されてほかに選択肢がなくてこうなった。」
そう思っている人がもっとも不幸感を味わうことになります。
「何も選択しなかった」という選択をすることで今の事態になっている訳です。
その現実を受け入れましょう。
それを選んだのは自分であると、
それを自覚すると、不思議と不幸感を緩和できます。
決断して責任を持つことは本来パワーの泉
と言うよりも、自分の責任と思う事で、責任の泉から無限のパワーを引き出す術が利用できます。
責任とパワーは一体なのです。
だから適度に背負い込むのも悪くないのです。
背負い込んだのは「自分がそうしたいから」という納得感が必要なのです。
そのためにも、
先にやるべきことは
「自分の人生に必要ない役割は降りる、卒業する、断る」が大切なのです。
これからの自分の人生は、
いつでも、今、この瞬間に自分で選択できるのです。
もしあなたが変わらない毎日に不幸感を感じているとしても
それはあなたが、現状維持を選択し続けているに過ぎないのです。