<自立したい>あなたの自立をさまたげるパワーを把握する

あなたが自立したい!

そう思うことはすごく素敵で素晴らしいこと。

それなのに、すんなりとうまくいかない。

障害があるんです。

自立なんて素敵で、素晴らしいことなのに?

なんで邪魔が入る?

実現できない?

不思議ですね。

家族の愛による妨害

もしあなたが働いて、

家計が潤うってことは、

家族の全員がハッピーになりそうなのに。

なぜ妨害されるのか?

「俺が稼ぐからお前は家にいればいい」

「お母さんは毎日家にいておやつだしてほしい」

そんな風に、夫や子どもから言われてませんか?

または

自分の親や、義理の親からも

「母親なんだから、子どもが小さい時くらい家にいてやりなさい」

なんてたしなめられたことは?

母親なら誰しもあることでしょう。

「女なんだから、そんなに働かなくていい」

とまで言われた人も少なくないのでは?

みんな悪気はないのです。

「私もそうだった。だからあなたも家族の犠牲になりなさい」

そういう家族の幸せを願っての台詞なのです。

しかし、

この令和の時代に、

なかなかナンセンスですね。

お金が無いのも、仕事が無いのも、実は家族の問題?

お金があれば、す〜っと出て行くことも出来ますが、

お金がないのでどうすることもできません。

家にいろ、と言われてるので仕事がないのです。

仕事がないから、収入が無い訳です。

つまり自立しようと思っても、家族に依存せざる得ない状況にはめ込まれている、とも言えるのです。

家を守ってくれる人が、家族もほしい訳です。

そんな嫁を息子にあてがって、面倒みさせておきたい親の愛なのです。

この連載は、現代の日本における弱者階級である女性の自立について考えていきます。