「背筋を伸ばせばかっこいいのに」
「背筋を伸ばして腰をいれないと速くは走れない」
最近、立て続けに姿勢について指摘された。
自分の思考回路、思考の癖、と体質や体の不調は連動性がある。
過剰な自己防衛の思考の癖を持っている人は、
体も免疫やリンパが過剰反応して、吹き出物やアレルギー反応などの不調をきたす。
やはり一体なのだろう、と強く思う。
じゃあ、背筋が曲がってて腰が引けてるのも関係ある?
腰が引ける
腰という言葉はたくさんの慣用句がある。
腰が引ける、及び腰、腰砕け、腰抜け、
かなり精神的な押しの強さ、弱さに関係がありそうだ。
そして粘り腰、というように踏ん張るポイントはこの丹田および腰回りにあることは間違いないと思う。
体の基本、根幹である。
そこが引けてたら、何もうまくいかないだろう、と頭ではわかるが。
なかなか「本腰をいれる」というのは勇気のいる事なのである。
目立たないように、小さく丸まりたい
背筋がピンとして、キリッとした人物は遠くからでもよくわかる。
よく目立つ訳である。
自己を許容出来ていない、許せてない人物は目立ちたくないのである。
つまり、自分に自信がなく注目してほしくないわけである。
たとえ、すこし目立って仕事につなげなくてはYouTubeで毎日番組をお送りしていても、
心は自信が無く、隠れていたい、と思う訳である。
いくら頭で、論理的に言い聞かせても、そこにアンビバレントな気持ちが残っている。
感情が押し殺されている。
その精神疾患を隠すことは出来ず、
目立たず、自信の無い方向への動きが不調として体に表れている訳である。
猫背を治し、巻き肩を直し、そり腰を直すには、自信を持つこと
結局、背をピンと伸ばすことを拒否している訳である。
だからそんな事、気にすることないよ
大丈夫だよ、と心をほぐしていかないといけないのである。
筋トレしても本質的には無意味だと思った。
しかし、その筋トレを通じて
自分との対話の中で、すこしずつ、自分の思い込みを手放していくきっかけになる。
体→心も同じように連動している訳で
体ができてくることで精神に働きかけることもできるのである。
そんなに小さく、縮こまろうとしなくてもいいんですよ、と自分に言ってあげることが
トレーニングなのである。