リンゴの皮ってむいてたべてますか?
先日、mana自然学校の冬キャンプに行きました。
いくつかの家族と一緒の暮らしは発見があり面白いです。
朝ご飯の調理の際、リンゴの皮をむいて切っていたのです。
でも途中まで切って「うちではリンゴの皮むいてないんだよね」という話をして、
「じゃあむかなくていいですよ」とほかの家のお母さんも言ってくれてそのまま出しました。
mana自然学校のキャンプに来る環境意識の高い家族はたぶん皮むいてないだろうな、
とその時、私も思っていたのです。
皮がおいしい、皮に栄養がある
皮がすっぱいのである。味がある。そのリンゴの実の味を濃縮しような味が皮にあるのである。
厳密には皮ぎりぎりの実にある、のではないかと食べてみた感じ思う。
だから皮を食べた方が、リンゴの味がするのである 。
おいしい、ということはつまり栄養もそこにある、と私は思う。
皮とその近辺にリンゴたるエッセンスがあると思うのである。
だからむいて食べてしまうと、なんて言うか、薄い部分だけたべてるような気がするのである。
そして、理想は命をまるごといただくのがいい、といわれている。
つまり芯と種を食べた方がいいのだ。
何回か挑戦したんだけど、種が堅いのと、口の中にじゃりじゃり残るからちといまいちである。
まだまだ私の修行が足りてない、という説もおおいにある。
むいた皮が生ゴミにならない
リンゴの皮をむいて捨てた場合、生ゴミは焼却炉で燃焼させるのも高い熱が必要でエネルギーが必要。環境負荷が高いのです。
なのでコンポストなどで肥料にしてもいいし、何より食べてしまえば生ゴミは出ないのです。
本当は、種まで食べた方がいいそうです。
命すべてをいただいた方が必要なものがすべて入っていると。
なんどかやってみたんですが、かたいんですよね、種・・・。
今のところ諦めてます。
手間がかからない
何より皮をむくのめんどくさいですよね。
時間も手間もかかります。それがゼロになるってすごいことです。
手間をかけて、愛情を演出している、という部分も皮をむくという行動にあったのではないかと思います。多くの人はきっと皮をむかないで食べていたんだじゃないかなと思うのです。
近現代になって、皮をむくのが文化的な暮らしだ、と思うようになったんじゃないのかなと思うのです。
勝手な妄想ですが。