ちなみに2023年の様子はこちら
レース中の自分の写真を購入するススメ30km前後の、富士の樹海脇を走っている時に、
ふと不安が首をもたげるのである。
地場が持つパワーなんだと思う。
全身が不調で望んだ富士山マラソン2024
試合10日前にギックリ腰、5日前にギックリ背中から首を痛める。
そして前日の明け方、発熱・・・。
その後熱は下がったものの、どう考えても風邪を引いている。
でも回復傾向だと思ったのであった。
10日前のギックリ腰からたぶんずっと風邪引いてるのである。
これは身体を発汗させたら治るかも?と思い立つ。
1年の厄落としである富士山マラソン。走れないで悶々とするくらいなら出てしまってすっきりしよう。
そう思って、葛根湯飲みながら参加して参りました。
ここ8年で一番身体が痛い大会に。
はじめて参加した時もきつかったけど、
ある意味その時と同じくらいきつい大会となりました。
富士山マラソンはハーフ走った後の、激坂が名物で。
それ以外にも、雄大な富士山を拝みながら走れる起伏に富んだコースが魅力なのである。
つまり大変なレースなのだ。
そこへ、やっぱり風邪の治りかけで全身不調。ランに勢いがないのです。
それでもハーフまでは、4時間30分ペースにはついていけて
「思ったより悪くないかも?」
と思ったのも束の間、激坂の途中で体力・気力がなくなって、
完全に足が止まる。
ここまでは歩かず来たけど、一度歩くともうおしまいである。
もうエイドで都度都度5分くらい休憩しないと走り出せなくなってしまう。
さらにこれまでのフルマラソンで一度も経験の無い、
横隔膜の痙攣みたいなのを味わい、
その後腹筋が刺すように痛い😢「これはもうリタイアかも?」
でもリタイアして待ってるとも寒いし、歩いて帰るくらいなら、そのまま走っても同じである。
その後、だましだまし走る。
30km前後、富士の樹海わき
西湖一周の後半、30km地点のあたり。
鉄分を多く含んだ火山岩に、根が横に張るような植物が群生する地域。
いわゆる富士の樹海エリアである。
暗くて、寒くて、登りなのである・・・。
そしてやっぱり地場のパワーがなんかあるよな〜とふと思うのである。
ここで人生で嫌だったことをこれまでも思い出して来たのだけれど、
ここ数年はランが軽快なので、その気配はなかった。
しかし今年は体調が限界だったので、
暗い想像、闇がふわふわとのしかかってくる。
たくさんの悲しい別れが思い出されて、
でも今、こうやって健康で走ることが出来て、こうして生きている、ということが一つの奇跡なのだ、と思い至る。
今年もゴールしよう、と頑張ったのでした。
5時間10分でゴール
ハーフまで2時間ちょっとで来てたので、
歩いても時間内ゴールは可能だろうと思っていた。
そしてなんだかんだとだましだまし走り5時間10分で倒れ込むようにゴール。
その後は、
しっかりと全身をアイシングしてから、今度は温泉へ。
しっかり暖めた、けど寒い・・・。
夜中に湯冷めしてガタガタ震えながら発汗。
完全に高熱の症状だけれど、全身の炎症を発汗で治し朝にはすっきり。
今朝は快調。YouTubeライブもやれました。
もちろん全身筋肉痛ではあるんだけどね。
今年は、前職時代からの友人ピンクくんと、カッシー、それからランニングチームのボスと4人で参加。
ボスとピンクくんはケガでリタイア。カッシーは昨年の悔しさを晴らして完走。
そう思うと、完走することが結構難しい大会だと改めて思ったのでした。