自分を手放して幸せに暮らす時間術、2024年版です。
手帳やデジタルスケジュールツールなどを活用しながら、
充実して幸せに暮らす方法を常に模索しています。
最初に、取り戻す
これまで「人生を自分の手に取り戻す」ということを一つのテーマにしていました。
でもそれはすこし勘違いだったかもしれないと今は思っています。
今も誰かに、あなたの人生をコントロールされているなら
まずは自分の手に取り戻す必要があります。
あなたに何を買わせようとしつこくながれるコマーシャルや広告、
アルコール中毒にしようとするマーケティング、
チョコレートをはじめ糖質依存、
たくさんの溢れるポルノ、
自己啓発や新興宗教ビジネス、
もちろん、ブラック企業や
親やパートナーからの期待、
それらに縛られている、と感じているなら、
まず自分の人生の操縦ハンドルを、自分で握り直した方がいいでしょう。
そのためのツールはたくさん出ています。
これまでも、いろんなワークや手帳を通じて
私も自分のコントロールを自分に取り戻すために躍起になっていました。
それはマーケティングやビジネスに汚染された
依存症を脱するための必要なフェーズだったのです。
そこを脱するために必要なのは、自己啓発のツールや、タスクマネージメントツールでは無く、
情報商材でも、高額セミナーでも、コンサルティングでもないのです。
ハイテクなスケジュールアプリなどではまったくないのです。
自分の現在地を知るために必要なことは
刺激や情報の、
遮断です。
ひまだな、退屈だな、と思える時間と場所の確保が必要なのです。
2番目に、手帳・予定を手放す
これまで、ブラック企業や厳しい親の呪縛によって
または、いい人ぶって、人から嫌われたくなくて、
なんとなく他人に合わせてきたあなたの予定や時間の使い方。
それは、断る事、遮断すること、そして暇と退屈を持て余す事、
それによってようやく取り戻すことができます。
ところが、
それだけで充実した日々にはなりませんでした。
今まで自分は支配されていた、他人にあわせていた、
と認識はできました。
認識できた後に、
「私は、どう行動すればいいんだ?」
と思ってしまったのです。
刺激や依存に翻弄され、
目の前のレースに参加して頑張ることだけを是として
生きてきた場合、
自分のハンドルを握り直しても
どこへ進んでいいか分からなくなるわけです。
その時にしたことは、
自分の内面に潜っていくことです。
自分がほんとうはやりたかったこと、
誰にも邪魔されない、
誰にも馬鹿にされない、
あたまがおかしくなった、と言われないとしたら
実はやってみたかったことって?
そういう問いを何度もくり返します。
そうすると、いろいろ出てくるものです。
「小説家、ロックスター、教祖、アスリート!」
「そういえば、そんなこと考えてた時もあったな〜」
なんて懐かしく思う物です。
これは、すでにセラピーの旅なのです。
あなたより20才年上の知人や家族を思い浮かべてください。
その人が
「私はもう歳を取り過ぎているわ」
とつぶやいたら
「そんなことはないよ。まだまだ若いし元気だよ。」
そう応えるはずです。
どんな時も、今この瞬間が一番若いのです。
あなたもやりたいことをやる時間は残されているのです。
今から始めたとしても、残りの人生の時間でどれだけその喜ばしい挑戦ができるか、考えたらワクワクします。
だからはじめたらいいのです。
3番目に、自分を手放して流れに身を任せる
最初のステップでは、
意識的に、手帳やスケジュール管理を手放して
瞑想ノートを替わりに書くことが、
あなたの人生の行動を変えていく上で大切なことでした。
自分のありたい姿、
やりたいことを取り戻してから
もう一度、手帳やスケジュールとは何かを見直します。
天体の動きという大きな流れが、
季節の巡りとして感じられ、
その豊かな自然の中で生きている生き物が、私達です。
私達は、自然から切り離された存在ではないのです。
大きな自然の流れを、日々の暮らしに取り入れていくことは
生き物として生きていく、豊かな知恵なのです。
太陰暦が教えてくれるのは、月の満ち欠けと、自然の変化です。
季節の変わり目である、
土用の時期になれば、体調を崩しがちになることは、
昔からわかりきったことなのです。
その流れを意識することで、自分ももちろん生きやすくなります。
そういう知恵なのです。
太陽暦の日曜日から土曜日までの1週間だって、
それぞれに天体の名前がついていて自然の巡りに根ざしたものなのです。
何もしない休みの日曜日が含まれていることも、
生きやすくするための大いなる知恵だったのだろうと私も思いました。
季節や自然を感じるカレンダーや手帳、
月の満ち欠けを常に意識しながら、
「あ、今日は雨ね」
と外の天気も気にかけながら暮らすことが、
人生のスケジュール管理における、決定版だと思うのです。