わたしはマルチな才能がある、と褒められることがある。
それは得てして器用貧乏であり褒められた物ではないということもある。
ただ複数活動の平行こそ「飽きっぽい人の処方箋」ではある。
だからわたしは複数活動の平行を推奨はしている。
ただこれは時と場合によるし目的の違いがあるのです。
経済的な成果を出すために
自然にそった人間の性質は、おそらく分散・多様性です。
行き当たりばったり、流れに身を任せる。
おそらくそれの方が自然な活動であるとわたしは思っています。
集中、統合、戦略、努力と言われる理由は、
卓越した経済的成果、を出すための効率性の向上です。
つまり、出世するし、お金が儲かるよ!と言うことです。
だから集中し統合した戦略に、努力することが成功の要なのです。
1つずつ完了させた方が良い
実際には、頭の中のメモリーが一次キャッシュで埋まってしまう。
仮のものが大量に頭にしめてしまうので非効率なのです。
だから片を付ける、つまり1度は終わらせる必要があります。
平行してやっているように見えて、高速に順番に片付けているだけで、
1つずつ完了させているのです。
1つずつに集中した方がいい
同様に二つやれば集中力も、賭ける時間も分散されます。
半分しか進まない訳です。
だから1つずつ集中して行った方が成果によりつながります。
当たり前なことなのです。
絶対に集中した方がいいです。
じゃあ、自然な分散のメリットって?
経済的には、デメリットの方が大きいわけで、
じゃあなんでひろおさんは、複数平行の分散なプロジェクトに取りかかるのか。
それは経済ではない価値の追求だからです。
経済的な成功に置いては、選択と集中、意思決定を優先します。
ただ、経済的成功と、幸せに生きること、自由に祈ることは直結しないのです。
その両面が人生には必要。
その時に経済合理性の戦略で、趣味や創作をはじめると
「儲からない、才能がないから撤退すべし」
となるわけです。
その矛盾にずっと気づかないでいたのだけれど
「あー、そうか。アートや創作活動は経済活動ではないから、その合理性は不要だったのか」
と思ったのです。
プロセスそのものを楽しむのが、アートであり創作だからです。
経済活動なら集中する、アートなら今日の気候にあわせてきままにやる
アートなら平行してやっていると言うよりも、
適当に毎日やりたいことをやるのがいいのです。
そして好きなら、結局毎日やってしまいます。
あと飽きちゃう、疲れちゃう、ってのがあります。
10分集中しきったらそれで限界、というトレーニングもあります。
でも1日はまだ23時間50分あります。その間何するの?
となると、そういう細かいトレーニングを他にも積み上げて詰め込んでいく訳です。
毎日ブログを書くだけで、1年で300本以上も書けてしまう。
わたしも目標だったKindle本も発売できた。
これが毎日やってなかったらこの成果はなかったのです。
分散してもかまわないのでちょこちょこ続ける、というのが
何かを積み上げる近道だと思いながらわたしは活動しています。