ブログのカテゴリとタグの使い分け

自分も困っていましたが、あれこれ考えた結果の解決策をまとめています。

カテゴリーとは?

分類、部門などを意味する。商品カテゴリー、といった形で使われる言葉です。

例えばスーパーマーケットで、大根やにんじんは青果という商品カテゴリー、肉、魚、惣菜などは区別されます。

カテゴリーという言葉について、近代の市場的な語源を想像していましたが、調べてみると哲学・論理学で使われた言葉だそうです。なので難しいのですね。

アリストテレスが世の中の概念を区別する「実体・量・性質・関係・場所・時・状況・所持・能動・受動」という10のカテゴリーという形で、カテゴリーという言葉を利用している。

タグとは?

タグは、衣服などについている小さな垂れ下がったもの。それからタグボートのタグにおける「従っていく」という意味。どちらも歴史は古く、1400年、1600年代から利用されていると。

札がついている、というシンプルな意味なのかもしれません。

タグとカテゴリー

タグが、札がついている、という意味だと思うと、そこに書かれているのは商品カテゴリーかもしれない、価格かもしれない、とにかく何か役にたつ情報を記載するもの、だと思うと

タグとカテゴリーというのは、並列的な概念ではないのだなと思います。

しかし、ブログにおいては、タグとカテゴリーは2つの並列した機能のように語られるので混乱するのかもしれないと思います。

横軸のタグと縦軸のカテゴリー?

よく言われるのが、ドリルダウンで深くなっていく階層構造を伴った、縦の分類をカテゴリー。

横串で縦の階層構造と違った系列を横のタグ、といったりしますが、

それも説明としてはしっくり来ますが、ブログに反映しようとするとよくわかりません。

個人ブログには縦も横も明確にしにくい

共通認識として、読者と共有するカテゴリーが存在するなら、肉、魚、青果と分けてくれればわかりやすく、10%引きのタグをつければいいのでわかりやすいです。

しかし、縦のカテゴリーもすでに情緒的なものであれば、縦も横もなくなってしまいます。

またタグも複数つけてしまえば同じような階層構造を持つようになってしまい、いよいよカテゴリーとタグの違いは無くなります。

そこで基本的に、ブログはカテゴリーを優先し、自分か考える概念の分類をカテゴリーだけで表現することがおすすめなのではないか、と行き着いた。

タグは成分表記、小さなキーワードを書く

内容は分類・カテゴリーに現れている。タグという札にはそれ以外の、検索を手助けするための小さなキーワードを入れるのが使いやすい。売り場に貼られた値引きシールのようなものである。

例えば、以下のようなものを想定している

おすすめ、週間1位獲得、殿堂入り

初心者向け、始めやすい

時間をかけて取り組む、プロ向け

編集後記

暫定的な結論であり、今後も思考実験を続けてアップデートしていきたいと思います。

a new thing a day

いくら、美味しかったです!