2月は鬱、2月が嫌いな人が多い理由<やる気と季節の関係#5>

冬が嫌い、特に2月が嫌いという人は多い。

これまでお話してきたように、

1月末の大寒から2月頭の立春まで一番寒いことと、

春を感じる部分の両方があるため、

陰陽のせめぎ合い、精神がバラバラになってしまうような不安

心身ともに不調になるのである。

そんな2月を鬱な季節として毛嫌いするのも頷けます。

しかし2月には、心がそわそわするまた別の側面があるのです。

太陽、月、地球。それから?

人生に

自然界の大きな流れを取り入れて

これから自分に起こる変化を予測し

養生し気持ち良く生きていこう、やる気を出していこうというのが

この連載の意図です。

太陰太陽暦、二十四節気を取り入れることで

日本の風土にあった体調管理を予測するのですが、

今度は天体の話です。

太陰太陽暦・二十四節気は、太陽と月と地球の関係でした。

空を見上げてより遠くの星達。

夜空の星座達の巡りで季節の流れをとらえてみるとまた別の側面があるのです。

2月とは、12星座の11番目、水瓶座の月。

2月に情緒不安定になるのは、

自由と風の象徴、水瓶座の季節だからです。

「自分の心に正直になりなさい」と夜空のパワーが働きかけてくる。

寒く家に籠もって、内向きにパワーをため込んでいるような陰の時期に、

心を解放せよ、と働き書ける水瓶座新月のパワーは、

かなりの劇薬です。

そのパワーで追い詰められ自己嫌悪してしまう。

つまり2月が嫌いな人が増えてしまうのです。

寒いけど、心のままに、自由になろう

家にいても、

スマホ見てても

心を自由にすることは出来るのです。

外に出て、楽しくすごさなくても

心は自由にできます。

自由になりたいけど、自由になれない、

というような板挟みを自分で作り出してしまうと、

苦しくなるばかりです。

心を自由にせよ、と夜空からも春からもメッセージを受けとっているので

家にいて、布団に籠もっていても。

「今、私、思いっきり自由だわ!」

と思えばそれで良いのです。

やる気と季節の関係