忙しそうにしてるのは、実はフリなんです。
暇なのがばれたら、給料減らされちゃうかもしれないから。
仕事切られちゃうかもしれないから。
仕事のための仕事をお互いに作りだしているのです。
「もっと成長、もっと消費しよう!」というスローガンの元に、
「ぶっちゃけ意味ないんだけどニーズを作りだして売っていこう!」
っていうのが資本主義の基本で、創意工夫のゲームなのです。
まあそれはそれで面白いんだけど、資源の無駄が多いよね、と。
地球の回復スピードを上回ってしまっているのでもうそんなことは続けられない訳で、
おそらく暇人の時代に一気に動くと思っているのです。
AI、風の時代、意味ない仕事の衣が剥がれてしまう
AIやデジタル化できないか?
という風にトライしてみる訳で、
ここにいくら対抗しようとしても結局、風に吹かれて衣を剥がされてしまう。
「そもそもこの仕事いらないじゃん」みたいなことの連続なのである。
付加価値を産んで、わたし達の給料を生み出してくれていたのは
2割の仕事で、残りの8割は何も産んでなかった!それどころかマイナスだった、
そんなもんなのです。
従業員の2割だけが、8割の給料を産んでいる、
そんなものです。
その時に、8割の人は「自分が暇だと認めたく無い!」というような葛藤なのです。
「暇だ」と気づく人が増えるはず
2020年ころから、暇人の時代になってしまうだろう、と予測していた。
コロナで痛感したからである。
仕事と刺激で加速的に生きてきたわたし達が減速させられて、
ゆっくり物事を見つめてみたら、
そんなに狭く息苦しい東京にしがみついて、
あくせく仕事してるフリしてる必要あったかな?
そう考えるきっかけ、
余裕をもらってしまったからである。
だから多くの人が病んでしまった。
暇と退屈は劇薬
退屈と暇は、最大の毒薬だからである。
退屈と孤独がセットになって襲ってくる。
何かを強制されないという事態は、
「自分で考える・独立して生きる」ということを突きつけられる。
それは多くの人にとって、
吐き気がするほどの恐怖なのである。だから病んでしまうのである。
これまでリタイア後の鬱と、先の話と皆思っていたけれど、
40代50代からその問題に、それどころか20代でも30代でも同じかもしれない。
もし、仕事がなかったら(それでもなんとなく生かされていたら)何をしたらいいの?
という悩みである。
「やりたいことをやったらいい」とか言う人は子どもである
時間があって、
なんでもできるんだから
やりたいことをやったらいい、
うらやましい悩みだ、
と言う人はいるけれど、
そんなものあれば、とっくにやってるし、
病むわけないのである。
自分のやりたいことなんて分からない
という人が8割なのである。
だれもそんな教育を受けていないのである。
やりたくないことを如何に効率よくやるか、だけを学んできたのである。
やりたいことを見つけるには、
自分を見つめる魂の修練が必要なのである。