村上春樹と村上龍、W村上と称された時代もあった
2023年4月に村上春樹の待望の長編小説が発売された。そして1980年代W村上と称された村上龍の新作「ユーチューバー」も発売されていたのだ。最近は村上龍を知ってる人も減り、W村上と称されたこともあまり知られてないだろう。ハルキスト達に誘われ、村上春樹の新作を読んで語り合い村上春樹ミュージアムにも行こうという、文化度の高い会に誘われたものの、分厚い新刊を読了できないまま参加した。
主流と逆は8:2くらいじゃなかろうか
その会で「きっとひろおは逆に村上龍の新刊を読んでくると思ったよ」と言われその手があったかと。村上龍派で卒論も村上龍研究だった私、ぬかったなと。ようやく新刊ユーチューバー読了しました。とはいえ、村上春樹がやはり主流でしょう。主流と逆をパレートの法則で勝手に分けてしまっただけですが、村上春樹は8割。村上龍は2割。その時から、あえて逆を行き村上龍を応援していたのかもしれない。
逆を行く
GWをきっかけに「逆を行く」についてYouTubeでも解説しましたが、ゆるベンチャーも独立も主流とは逆を行くという生存戦略である。もちろん逆は茨の道であり、逆はすぐに死滅の可能性もある。でも逆に行ったからこそ、変わり者が切り拓いたからこそ、オアシスを見つけたり、新発見も時々ある。