2023年5月17日(水)
店卸し・棚卸しとは何か
新解明国語辞典によれば、どちらの字でもいいそうです。お店の商品を検品して、帳簿上の数字と合っているか確認する決算のための作業です。もう一つ面白いのが他人の欠点を一つ一つ数えて悪口を言うの意味もあるそうです。初めてしました。あいつは店卸しばかりしやがって、みたいな用例なのだろうか。
店卸しで店の実態がわかる
商品を、棚から下ろして検品して帳簿と照らし合わせていく。と言うのはお店を振り返る絶好の機会です。販売店時代に店卸しが如何に大切か痛感しました。仕入れと販売の実態や、管理の杜撰さ、在庫を目で実際に確認するとこれが全部借金なのか、と体感的に感じます。頑張って売らないとも思えてきます。そして売り場も変わります。毎日決算、毎日店卸し、全商品単品管理みたいなことがITを駆使してできてる店は大体儲かってます。それくらい管理の大切さがあります。
自分のスキル=個人の商品を店卸し
働くビジネスパーソンは、自分のスキルが商品です。それは社長でもフリーランスでも、ビジネスパーソンでも変わりません。しかしなかなか、全商品単品管理できていないはず。そもそも一度も店卸しをしたことのないパーソンも多いことでしょう。スキルを全て帳簿に書き出す。帳簿に書いてあるリストと、今そのスキルが本当に使えるか、そもそもすでに痛んだりして不良在庫なのではないか、そういうことを一品一品調べていきます。そして売り場に何を並べるのか改めて整理します。定期的な少なくとも3ヶ月おきくらいのスキルの店卸しをお勧めします。